ハーブの活用法

ハーブについて

Last Updated on 2023年10月26日 by SIZEN

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ハーブといえばハーブティーを連想される方が多いかと思います。もちろん、手軽にハーブの力を取り入れるのにハーブティーはとても有効です。ですが、ハーブにはさまざまな活用法があります。ここでは主な活用法について紹介しておりますので、ぜひ色々試してみてくださいね。

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ハーブティー

ハーブティーとは薬効のあるハーブの花や葉、茎、果実などを煎じてお茶にしたもの。それぞれのハーブにさまざまな効能があり、穏やかにではありますが心身にいい効果をもたらしてくれます。手軽に植物の力を取り入れられるので初心者の方にもおすすめです。ここでは、一般的なハーブティーとして知られているインフュージョン(浸剤)のおいしい入れ方をご紹介します。

温浸剤(おんしんざい)
(材料)
・ティーポット(約400cc)
・ティースプーン
・茶こし
・水道水以外の飲み水(ミネラルウォーターや浄水器の水など)
・ティースプーン山盛り2杯分のハーブ
※ティーカップ1杯分(約200cc)ならティースプーン山盛り1杯
※ 道具を揃えるとき素材として適しているのは、化学変化を受けない陶器・ガラス・プラスティック・ステンレス・木製のものがおすすめです。

(淹れ方)
1、ハーブを入れたティーポットに96℃〜98℃のお湯を注ぎます。
2、ポットにしっかり蓋をして、成分を抽出します。

花・1〜2分
葉・2〜3分
実や根、果皮・3〜5分

冷浸剤(れいしんざい=水出し)
(材料)
・フィルター付きボトル
・水道水以外の飲み水(ミネラルウォーターや浄水器の水など)
・約200mlに対してティースプーン山盛り1杯分のハーブ
・茶漉し
(淹れ方)
1ハーブを細かく潰します。
2、容器にハーブと常温の水を入れます。
3、容器に蓋をして、常温の状態で約6時間抽出します。
(注意事項)
・1日3〜4回を食後や就寝前(4、5時間おき)に1杯飲みましょう。
・消化器系の不調改善を目的に飲用する場合は、食前や食間に飲むのが効果的です。
・就寝前に飲用するときは寝る30分前に飲んでください。不眠でお悩みの方も就寝30分前に飲むのがベストタイミングです。
・ハーブティーにはアロマテラピー効果も期待できますので、飲用する際は深く呼吸しながら香りも楽しみましょう。

水出しに向いているハーブ

ジャーマン・カモミール、マロウブルー、ペパーミント、ハイビスカス、ローズマリー、ルイボス、マテ、レモングラス、レモンバーム、レモンバーベナなど

水だしに不向きのハーブ

オレンジピールなどの果皮を乾燥させたハーブ、フェンネルなどの種、リンデンの木の部分など

ブレンド方法
ハーブティーは単一のハーブで飲むよりブレンドした方がさらに効果がアップするのでおすすめです。難しく考えず、まずは好みのハーブをメインに3〜5種類をブレンドしてみましょう。自分に合った作用のものをプラスするのも効果的です。基本的に、ハーブティーは毎日続けることで、心身にいい効果が期待できます。味の調和が取れるようにさまざまなハーブティーを味わう経験を積み重ねてみてください。心地よいと感じることができる自分なりのブレンドレシピが作れるようになってきますよ。

ブレンドテクニック
・酸味のあるハーブと苦味のあるハーブをするときは同量でブレンドはしないようにしましょう。
・胃腸の調子を整えるなど目的を持ったブレンドを心がけてください。
・抽出時間の違うハーブは時間差で淹れましょう。

・味にまとまりをつけたいとき
エルダーフラワー、リコリス、オレンジ
・まろやかな味にしたいとき
レモングラス
・さわやかな味にしたいとき
ペパーミント
・甘みを足したいとき
リンデン、エルダーフラワー、フェンネル

注意の必要なハーブ
ハーブティーには比較的安全なものが多いですが、アレルギーや薬との併用など飲用するうえで注意しなければならないことがいくつかあります。それぞれのハーブの特徴や注意点を守ったうえで、安全に楽しくハーブを日常生活に取り入れましょう。

妊娠中に注意すべきハーブ

アンジェリカ、ヒソップ、チャービル、ワームウッド、ローマン・カモミール、マグワート、サフラワー、シナモン、サフラン、ターメリック、レモングラス、リコリス、ジュニパー、ペーニーロイヤルミント、マザーワート、ナツメグ、キャットニップ、スイートバジル、ジンセン、パセリ、アニス、ローズマリー、セージ、フィーバーフュー、レッドクローバー、ジンジャー、バーベイン、チェストツリー、ブラックコホッシュ、タイム、ラズベリーリーフ、ネトル
※ラズベリーリーフは出産準備のハーブと称されるように、骨盤を調整する作用があります。妊娠8ヶ月を過ぎたあたりから飲用しましょう。

薬との併用に注意すべきハーブ

セントジョーンズワート、イチョウ、ミルクシスル、パッションフラワー、バレリアン、チェストベリー、ブラックコホッシュ

アレルギーに気をつけるべきハーブ

・ビタミンCアレルギー/ローズヒップ、ハイビスカスなど
・キク科アレルギー/ジャーマン・カモミール、カレンデュラ、ヤローなど
・セリ科アレルギー/フェンネル、アニスシード、キャラウェイ、ディルなど

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普段飲んでいるハーブティーから化粧を作ることもできますよ!!簡単なので、脂性肌やニキビでお悩みの方はぜひ試してみてくださいね!!

-ハーバル化粧水の作り方-
1.ハーブティーを通常通りの濃さ〜3倍の濃さに淹れます。

2、冷ましてから化粧水として使用します。

※冷蔵庫で保管して、その日のうちに使い切りましょう。

ハーバルバス

100%天然植物のハーブを入浴剤にしたハーバルバスには心身をリラックスさせるだけでなく、疲労回復や不調の改善などの効果が期待できます。香りももちろんですが、それぞれのハーブの持つ薬理作用も意識して、その時々の自分に合ったハーブでハーバルバスを楽しみましょう。ちなみに、チンキを使う場合は大さじ2杯程度を湯船に入れて、よくかき混ぜてから入浴してくださいね。

ハーバルバス
(材料)
・オーガニックハーブ 3〜5g
ハーブの量は目安になります。お好みで調整してください。また、フレッシュハーブでも可能です。
・お湯
(作り方)
1、ハーブティーを作る要領でポットにハーブを入れてお湯を注ぎ、10〜15分ほど置いておく。
2、ハーブを濾したら入浴剤の完成です。
(使い方)
抽出液を湯船に加えて入浴してください。ティーバッグを使用して抽出液を作った場合はティーバッグも一緒に湯船に入れましょう。フレッシュハーブでも同じようにガーゼか何かに包んで湯船に入れてください。
(注意事項)
・残ったバスソルトは直射日光、高温多湿を避けて2週間以内に使い切りましょう。
・肌が乾燥するので少しぬるめのお湯で入浴してください。
・入浴後は保湿剤を塗りましょう。

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ハーブバスソルトを楽しみたい方は、ミルサーで粉末にしたドライハーブ(約5〜10g)を天然塩(100g)に加えてからよく混ぜ合わせたものを湯船に加えましょう。1回につき30g程度を目安に利用してくださいね!!

・不眠
ジャーマン・カモミール、ラベンダー、ペパーミント、レモンバーム、ローズ
・ストレスやイライラ
ジャーマン・カモミール、ラベンダー 
・むくみ
ローズマリー、ジュニパー
・首や肩こり、疲労回復、冷え
ジャーマン・カモミール、ローズマリー、ジンジャー
・肌の乾燥やかゆみ
ジャーマン・カモミール、マロウブルー
・気分の落ち込み
ローズ、オレンジブロッサム
・リフレッシュ
ペパーミント、ローズマリー、レモングラス

チンキ剤(チャンクチャー)

ハーブをアルコールに漬け込んだものをハーブチンキといいます。アルコールに漬けることでハーブの成分が溶け出しやすくなり、水溶性成分と脂溶性成分の両方が取り出しやすくなります。長期保存(約1年間)が可能なのもチンキ剤の魅力です。

チンキ剤
(材料)
・漬け込み用のガラス容器
・保存用の遮光性のあるガラス容器(スポイト付き)
・茶こし
・お好みのドライハーブ10g
・アルコール(ウォッカやホワイトリカー)100ml
(作り方)
1、ドライハーブを漬け込み用のガラス容器に入れて、アルコールを注ぎ入れます。
※ドライハーブが完全に浸らなければアルコールを注ぎ足してください。
2、蓋を閉めて冷暗所で2週間置きます。1日に1〜2回上下に振り混ぜて、アルコールとハーブをよくなじませましょう。
3、2週間経ったら茶こしやコーヒーフィルターなどでハーブをこして、保存容器に移します。

使い方

飲用
チンキ10〜20滴(1〜2ml)を100mlのお湯や水で薄めて飲みます。アルコールを使っているため、体への吸収が早く体も温まります。ただ、妊娠中の方や子ども、アルコールに弱い方が飲用する場合は、アルコール分を飛ばしてから飲んでください。熱湯にチンキを加えて湯気が出なくなるまで置いておけば、おおよそのアルコール分は飛んでなくなっています。

・精神疲労
バレリアン、パッションフラワー、セントジョーンズワート、スカルキャップ
・冷えや首・肩こり
ローズマリー、イチョウ、ジャーマンカモミール
・むくみ
ジュニパー、リンデン、ダンディライオン
・便秘
バードック、ダンディライオン、ローズヒップ
・女性特有の不調
チェストベリー、アンジェリカ、ジャーマンカモミール
※ハーブティーでは飲みにくいものを1種類で作ると効果的です。


うがい
タイムやセージなど抗菌力に優れたハーブで作ったチンキはうがい液として感染症や口臭の予防に役立ちます。水にチンキを数的垂らしてうがいしましょう。

・うがいやマウスウォッシュ
タイム、ラベンダー

入浴剤
お風呂にチンキを入れて手軽にハーバルバスを楽しめます。心身を解きほぐすだけでなく美容効果も期待できます。湯船に大さじ2程度のチンキを加えて、よくかき混ぜてから浸かりましょう。

ローション
チンキを精製水で約10倍程度に薄めると、スキンケアやボディケア、ヘアケアなどに使うことができます。乾燥する時期などグリセリンを加えれば保湿効果もアップします。

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チンキ剤を使ったローションの作り方をご紹介しますので、ぜひ作ってみてくださいね!
(材料)
・スプレー容器

・チンキ5ml

・グリセリン1ml

・精製水50ml

※敏感肌など肌が弱い方はチンキの量を減らしてください。

(作り方)

1、清潔な容器に精製水を入れて、チンキを加えます。

2、そこに、グリセリンを加えてよく混ぜ合わせます。

(注意事項)

・冷蔵庫で保管して1週間を目安に使い切りましょう。

チンキにおすすめのハーブ

◎女性特有のトラブル/チェストベリー、アンジェリカ、ジャーマン・カモミール

◎精神疲労/バレリアン、パッションフラワー、セントジョーンズワート、スカルキャップ

◎美白/ヒース、ラベンダー、リンデンフラワー

◎保湿/ジャーマン・カモミール、リンデン

◎収れん/ローズ、フェンネル、ウィッチヘーゼル

◎ニキビ/ホーステール、ジャーマン・カモミール、ネトル

◎感染症(風邪やインフルエンザ)/エキナセア、タイム

◎エイジングケア/ローズマリー

浸出油(インフューズドオイル)

ハーブを植物油(キャリアオイル)に漬け込んで、脂溶性の成分を抽出したもの。熱を加えながら作る温浸法と常温で作る冷浸法があります。保存期間が半年〜1年と長く、皮膚への浸透性が高いという特長があります。それぞれの方法に適したハーブを使って浸出油を作りましょう。

冷浸法

(材料)
・ガラス容器
・ガーゼ
・植物油(スイートアーモンド油かオリーブオイル、ひまわり油、ホホバオイルなど)100ml
・ハーブ(1種類)10g
(作り方)
1、消毒済みの清潔な容器に植物油を入れて、そこにハーブを加えます。
2、蓋を閉めて冷暗所で2週間置きます。ハーブの成分が植物油に移るように1日1回容器を振り混ぜましょう。
3、2週間経ったらガーゼやキッチンペーパーなどでハーブをこします。

冷浸油に向いているハーブ

カレンデュラ…皮膚や粘膜の修復と保護、痔、内出血
ラベンダー…風邪、リラクゼーション
セントジョーンズワート…日焼け、軽度のやけど、擦り傷、関節の炎症、女性特有のトラブル

温浸油
(材料) 
・湯せん用のボウル
・ボウルが入るサイズのなべ
・キャリアオイル(オリーブ油やスイートアーモンド油、マカダミアナッツ油など)100ml
・ドライハーブ約10g
・保存ビン
・ガーゼ
温浸油の場合は加熱しても酸化しにくいキャリアオイルが適しているので、オリーブ油やスイートアーモンド油、マカダミアナッツ油、ゴマ油などがおすすめです。
(作り方)
1、ハーブをできるだけ細かくしてボウルに入れ、そこにハーブが完全に浸る程度のキャリアオイルを注ぎます。
2.なべに水を入れて沸騰させ、ハーブの入ったボウルを入れて湯せんします。この際、菜箸などでかき混ぜながら30分以上湯せんしてください。
3、ガーゼなどでハーブを濾したものを保存ビンに移したら完成です。

温浸油に向いているハーブ

ジャーマンカモミール…皮膚の炎症、切り傷、刺し傷、痔
ローズマリー…関節痛、肌の引き締め


(注意事項)
・作った浸出油の保存期間は半年から1年となっていますが、できる限り少量ずつ作って早めに使い切りましょう。
・作った浸出油は遮光ガラスビンに入れて冷暗所に置くなどして保存してくださ
・ガラス容器に製造日とハーブ名貼り付けておくと便利です。

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浸出油はそのままマッサージオイルとして使用したり、クリームや軟膏の基材として利用したりできますよ!例えば、主婦湿疹には水仕事の前後や就寝前にカレンデュラ油を手に塗るといいですし、関節炎にはローズマリー油にジュニパーやゼラニウムの精油を加えて塗布すると効果的です。それから、日焼けした肌にはセントジョーンズワート油にラベンダーの精油を加えたものがおすすめです!!ここでは、軽度のやけどや手荒れ、ニキビ、関節痛などの症状に効果的な軟膏の作り方を紹介したいと思います。

-軟膏の作り方-

(材料)
・耐熱容器
・保存容器
・症状に合った浸出油25g
・ミツロウ2~4g
(作り方)
1、耐熱容器に浸出油とミツロウを入れて湯せんにかけます。
2、ミツロウが完全に溶けたら保存容器に移して覚ませば完成です。

ハーブ湿布

ハーブをお湯で抽出したり、チンキ剤を利用したりして不調のある部位にハーブの成分を吸収させる方法です。首や肩など気になるところにタオルなどを使って当てると、不快な症状が和らきます。温湿布は温熱効果により血の巡りがよくなるので、こりや腰痛、眼精疲労、冷えなどの症状に効果的です。冷湿布は冷却効果により炎症を抑えてくれるので、打撲や捻挫など急性の痛みを軽減する効果が期待できます。なお、冷湿布をする際は温湿布用に作ったものを冷蔵庫で冷やすか、タオルの上から氷で冷やすなどして湿布してください。

温湿布
(材料)
・ハーブやチンキ剤
・タオル
・洗面器
・80℃くらいのお湯
・お茶パック 
※不調や肌タイプにあわせてハーブやチンキ剤を選びましょう。
(作り方)
1、大さじ2杯程度のハーブをお茶パックの中にいれます。
※1〜2mlのチンキ剤でも可能です。
2、洗面器の中に先ほどのハーブかチンキ剤を入れて、お湯を注ぎ込みましょう。
3、洗面器の中にタオルを浸して両端を持って、水滴が落ちない程度に軽めにしぼります。
※手を火傷しないように気をつけましょう。
(使い方)
不調が気になる部分を5分程度湿布してください。タオルが冷めやすいと感じた時はハーブを浸したタオルをラップで覆ってから、乾いたタオルを上から乗せてみてください。
(注意事項)
・基本的に、冷湿布は捻挫や打撲などの応急処置として使います。熱が取れたら、温湿布でのケアに切り替えましょう。
・眼精疲労は冷湿布の方が気持ちいいと感じた時に使用してください。

・頭痛
ユーカリ、ローズマリー、スペアミント、ペパーミント
・首、肩こり
ジンジャー、ユーカリ、ラベンダー、ローズマリー、タイム、マジョラム
・腹痛
ラベンダー、カレンデュラ、ジャーマン・カモミール
・生理痛
ラベンダー、ローマン・カモミール、クラリセージ
・捻挫、打撲(冷湿布)
スペアミント、ペパーミント、ユーカリ、ラベンダー

ハーバルスチーム

熱いお湯でハーブに含まれる水溶性の成分を蒸発させて鼻や喉から体内に吸収する方法です。呼吸器系の不調のケアやスキンケアに役立ちます。もちろん、リラックス効果もあるのでリラクゼーションにもおすすめです。

ハーバルバルスチーム

(材料)
・ハーブ大さじ2杯程度 
・98℃くらいの熱いお湯
・洗面器
※ハーブはティーバッグに入れて使用しても構いません。
(やり方)
1、ハーブを洗面器に入れて、熱湯を注ぎ込みます。
2、立ちのぼってきた湯気に有効成分が含まれているので、洗面器を覆うようにして頭からタオルを被って蒸気を顔に当てます。
※顔に当たる湯気が熱い場合は水を差して調整してください。
3、湯気が立たなくなるまで、目を閉じた状態で吸入を繰り返しましょう。
(注意事項)
・ぜんそくや気管支炎などで咳の症状がひどいときは逆効果になる恐れがありますので控えてください。
・敏感肌の方は長時間にわたって行わないようにしてください。

・鼻づまり
ジャーマン・カモミール、ユーカリ、セージ、ペパーミント、タイム
・喉の痛み
ユーカリ、タイム、エルダーフラワー
・せき
ユーカリ、タイム、リンデン、ペパーミント
・乾燥肌
ジャーマン・カモミール、リンデン
・ニキビ
ジャーマン・カモミール、ラベンダー、タイム

ゴマージュ

ハーブゴマージュでは皮膚の汚れや古い角質をやさしく除去することができます。肌の代謝が衰えていく20代後半から、月に1、2回程度取り入れると明るくなめらかな肌へと導くことができます。

ハーブゴマージュ
(材料)
・肌質や肌トラブルに適したハーブ大さじ2杯
・お湯 適量(大さじ1〜2)
(作り方)
1、ミルサーにかけてハーブを粉末にしま。
※リンデンなどの場合は繊維を茶こしで取り除きましょう。
2、密閉できる容器に粉末をうつしてお湯でふやかします。
3、容器に蓋をして2〜3分蒸らして有効成分を引き出しましょう。
(使い方)
1、ゴマージュを気になるところにたっぷりのせて広げます。
2、ラップをして5分程度蒸らしましょう。
3、ラップを外したら、人差し指と中指を使ってザラザラ感がなくなるまで優しくマッサージします。
4、ハーブを取り除いてから水やぬるま湯で洗い流しましょう。
(注意事項)
・粉末の状態であれば、冷蔵庫で1週間程度なら保存可能です。
・お湯に加えてゴマージュ剤にしたものはその日のうちに使い切りましょう。
・赤みやかゆみみが出た際はすぐにでも使用を中止してください。

・ラベンダー
消炎、抗菌、すべての肌質
・ヒース
美白、収れん、抗菌
・ローズマリー
消炎、抗酸化、老化肌、脂性肌
・ジャーマンカモミール
消炎、保湿、乾燥肌、敏感肌
・マロウブルー
保湿、皮膚炎、皮膚軟化、乾燥肌、敏感肌
・カレンデュラ
皮膚炎、ニキビ、敏感肌
・ローズ
収れん、老化肌
・エルダーフラワー
消炎、保湿、乾燥肌、敏感肌


《注意点》

セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。

苑田みほ著/ハーブティーブレンドレシピ260

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