ハーブ:シナモン

シナモン

Last Updated on 2024年2月27日 by SIZEN

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ハーブについて

シナモンには古くから世界各国で伝統医学として利用されてきた歴史があります。中国では「桂皮」と呼ばれ漢方に使用されてきました。優れた殺菌、防腐作用から古代エジプト時代にはミイラの保存に使われていたようです。また、シナモンは愛情を伝える手段としても使われていたようで、古代ローマ時代には暴君ネロ皇帝が妻の葬儀に際し、1年分のシナモンを集めて焚いたという逸話も残っています。それから、シナモンといえば世界最古のスパイスのひとつとしても有名。大航海時代には名だたる冒険者たちがシナモンをはじめとするスパイスを求めて、命がけの航海に出たほど当時は高価なものでした。正倉院の御物によると、日本には江戸時代に中国から渡来したようですが、その当時は樹木として扱われていたようです。今では、シナモンの生産の大部分を中国とインドネシアが占めています。

効果効能

血行促進、消化促進、駆風(胃腸に溜まったガスを排出)、鎮痙(腹痛:平滑筋の痙攣をしずめて痛みを和らげる作用)、鎮痛、強壮、殺菌、去たん、抗酸化

妊娠中は使用を避けてください。また、過剰摂取で肝機能障害や胃腸障害を引き起こす恐れがありますので、1日の目安を守って摂取しましょう。なお、シナモンには大きく分けるとスリランカ原産のセイロンシナモンと中国原産のカシアがあります。カシアにはクマリンが多く含まれており、クマリンは過剰摂取すると肝臓に障害を起こすことが分かっています。下記はクマリンを豊富に含むカシアに対しての目安になります。
1日の摂取量 成人(体重60g)→約2g
      子ども(体重15g)→約0.5g

効果が期待できる症状

冷えむくみ風邪、消化不良、腹部膨満感、精神疲労、白髪薄毛糖尿病コレステロール値改善、シミ・シワ・たるみ、虫除け

症状別対処法

冷え、むくみ、風邪、消化不良、腹部膨満感、精神疲労、白髪、薄毛、糖尿病、コレステロール値改善
ハーブティー、料理、シナモンコーヒー

シミ、シワ、たるみ
ハーブティー、料理、シナモンコーヒー、パック

虫除け
サッシェ

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高い抗酸化作用を持つシナモンはエイジングケアにもピッタリ!お料理やハーブティーなどで内側から働きかけるのもいいですが、パックにして外側からアプローチするのも効果的ですよ!ニキビでお悩みの方には部分ケアもおすすめです。

-パックのやり方-

(材料)

・シナモン(パウダー)…大さじ2〜3

・はちみつ…大さじ2

(作り方) 

はちみつにシナモンを加えるだけで完成です。

(やり方)

入浴前に顔全体に塗って5分ほどマッサージしたあと、10〜15分程度パックしてからぬるま湯でよく洗い流します。

(注意事項)

・肌がかゆくなったりする場合はすぐに洗い流しましょう。

・敏感肌の方は顔に塗る前にパッチテストしてからパックしてください。

おすすめブレンド例

冷えやむくみ
シナモン+ジンジャー+チコリ+オレンジピール

消化不良
シナモン+ダンディライオン+カレンデュラ+オレンジピール+チコリ

風邪
シナモン+エキナセア+エルダーフラワー+ローズヒップ+オリーブ

腹部膨満感
アニスシード+キャラウェイ+オレンジピール+シナモン+カルダモン

精神疲労
シナモン+ジャーマンカモミール+ミルク

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シナモンとカモミールのラテ

(材料)

・シナモン小さじ1/2

・カモミール小さじ2〜3

・牛乳150cc

・水100cc

(作り方)

1、小鍋に水とシナモンパウダーを加えてひと煮立ちさせたら火を止めます。

2、そこにカモミールを加えたら、蓋をして3分間ほど蒸らします。

3、茶こしを使ってマグカップにうつし、そこに温めたミルクを加えたら完成です。

※ミルクフロッサーで泡立てても◎

白髪
シナモン+ローズヒップ+ダンディライオン+オレンジピール

薄毛
シナモン+ローズマリー+ジンジャー+カルダモン

糖尿病
シナモン+ペパーミント

コレステロール値改善
シナモン+マルベリー+ダンディライオン+フェンネル

シミ・シワ・たるみ
シナモン+ハイビスカス+レモングラス

ハーブの詳しい活用法についてはコチラ


《注意点》

セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。

参考文献
苑田みほ著/ハーブティーブレンドレシピ260

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