Last Updated on 2023年9月27日 by SIZEN
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ハーブについて
レッドクローバーは世界中で最も多く使われてきたハーブのひとつ。旧約聖書に何度も登場するほど宗教的な要素も強く、中世のイギリスでは3片の葉が「神」「キリスト」「精霊」の三位一体と関連付けられ、悪霊避けに使われていました。メディカルハーブとしての歴史も古く、古代ギリシャ・ローマ時代から咳止めや痰切りなどの薬用に利用されています。インドの伝統医学アーユルヴェーダでも鎮静や鎮痙剤、皮膚治療薬として用いられていたようです。また、移動型民族のジプシーは心身の健康を維持するのにこのハーブを活用していたという話もあります。それに、レッドクローバー は家畜の餌になることから牧草としての歴史も長いです。和名をアカツメクサ、ムラサキツメクサと呼び、日本には明治初期に鳥やウサギの餌としてシロツメクサとともに導入されました。現在では帰化し、日本中に自生しています。
効果効能
ホルモン様、鎮静、抗酸化、抗炎症、抗菌、去たん、血液浄化、血行促進、利尿(余分な水分や老廃物の排出を促す)、催乳、緩下(便通を促し便秘を解消する)、抗カタル(鼻や咽頭などで過剰になった鼻水や痰といった粘膜を溶解し排出させる作用)
※妊娠中の方や小さなお子さまは使用を避けてください。また、長期に渡る使用は控えましょう。なお、エストロゲン依存性腫瘍のある方やエストロゲン補充療法を受けている方は使用することができません。
効果が期待できる症状
症状別対処法
・女性特有の不調
ハーブティー、チンキ
※ホットフラッシュにも効果的です。
・呼吸器系の不調
ハーブティー、チンキ、ハーバルスチーム
・むくみ
ハーブティー、チンキ
・薄毛
ハーブティー、チンキ、ハーバル化粧水
・肌荒れやニキビ
ハーブティー、チンキ、ハーバル化粧水、湿布(状態に合わせて冷湿布と温湿布を使い分ける)
・結膜炎
アイウォッシュ(浸出液)
おすすめブレンド例
・更年期障害
レッドクローバー +サフラワー+チェストツリー
・骨粗しょう症
レッドクローバー +マルベリー+ルイボス
・PMS
レッドクローバー +レモンバーム+オレンジピール
・月経不順
レッドクローバー +サフラワー+セージ
・インフルエンザや風邪
レッドクローバー +エキナセア+エルダーフラワー+ジャーマンカモミール+カレンデュラ
・むくみ
レッドクローバー +ローズヒップ+ハイビスカス
・薄毛
レッドクローバー +ネトル+ルイボス+ペパーミント
・美肌
レッドクローバー +ネトル+エキナセア
ハーブの詳しい活用法についてはコチラ
《注意点》
セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。
参考文献
苑田みほ著/ハーブティーブレンドレシピ260
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