Last Updated on 2024年11月21日 by SIZEN
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ハーブについて
絶滅の危機を乗り越えてきたことから生きた化石とも呼ばれるギンコウ。2億7000万年前の古生代ペルム紀末期の化石から見つかっていることからタティス海沿岸が起源と考えられています。このように、歴史的には古い植物ではありますが、人との歴史は浅く、さまざまな手法で生活に役立てられるようになるのは10世紀以後になります。中国では漢方として呼吸器系の疾患に使われたりしていたようです。なお、ギンコウは仏教とともに日本にも渡来しています。詳しい時期は不明ですが、室町時代には栽培されていたようです。優れた効能を持ち、1994年には認知症の治療薬としても認められています。
効果効能
PAF(血小板活性化因子)阻害、血液循環促進、血管保護、抗酸化、去痰、鎮咳、 糖尿病の合併症予防、血管拡張、収れん(肌を引き締める作用)、発汗、コレステロール値低下
※ 子供の使用は避けましょう。また、イチョウ製剤に敏感な方は注意してください。 MAO阻害剤と併用すると、頭痛、高血圧を招く恐れがあります。まれに胃腸障害や頭痛、アレルギー性皮膚炎を起こすことがあります。薬との相互作用があるため、抗血小板薬や抗血液凝固薬との併用は避けてください。
効果が期待できる症状
症状別対処法
・認知症や記憶力低下
ハーブティー、チンキ剤、料理、サプリメント
・耳鳴りやめまい、頭痛
ハーブティー、チンキ剤、料理、サプリメント
・冷え性や静脈瘤、肩こり
ハーブティー、チンキ剤、サプリメント、料理、ハーバルバス
・老化防止
ハーブティー、料理、サプリメント
※ギルコール酸の副作用の恐れがあるため、自分で採取した葉や種子を使用しないようにしましょう。また、ハーブティーやお料理に使用する場合はギンコール酸が除去されたものを選んでください。
おすすめブレンド例
・認知症や記憶力の低下、老化防止
ギンコウ+ローズマリー+ペパーミント+ゴツゴーラ
・耳鳴りやめまい
ギンコウ+ジンジャー+ローズヒップ+レモングラス
・頭痛
ギンコウ+レモンバーム+ネトル
・冷え性や静脈瘤、肩こり
ギンコウ+ジンジャー+リンデンフラワー+ローズマリー+レモンマートル
ハーブの詳しい活用法についてはコチラ
《注意点》
セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。
参考文献
苑田みほ著/ハーブティーブレンドレシピ260
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