Last Updated on 2023年9月23日 by SIZEN
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ハーブについて
リンデンは花、木、つぼみとあらゆる部位が利用できることから「千の用途をもつ木」と呼ばれるハーブ。ヨーロッパでは街路樹や公園樹によく使われる樹木です。また、フランスではディユルと言われ、不眠や食欲不良に用いられてきました。なお、リンデンフラワーとリンデンウッドでは薬効が違い、木質部は浄化作用に優れているのに対し、花や葉は心に働きかけるとされています。作用が穏やかなのでご年配の方から小さな子どもまで幅広くご利用いただけるハーブです。
効果効能
利尿、発汗、浄化、消化促進、鎮静（ストレスや不眠）、免疫賦活、血圧調整、鎮痙(平滑筋の痙攣をしずめて痛みを和らげる)、抹消血管拡張、穏やかな収れん(肌を引き締める作用)、保湿
※特記すべき留意事項はありません。
効果が期待できる症状
症状別対処法
・高血圧
ハーブティー
・動悸
ハーブティー、チンキ
・肩こりや冷え
ハーブティー、ハーバルバス、手浴、足浴
・不眠
ハーブティー、ハーバルバス、手浴、足浴
・胃腸トラブル
ハーブティー
・乾燥肌やシワ
ハーブティー、ゴマージュ、スチーム
・ストレスや緊張
ハーブティー、ハーバルバス
・風邪
ハーブティー、うがい
お子さまが風邪のときはリンデンフラワーとペパーミントを4対1の割合でブレンドしたハーブティーを飲ませてみてくださいね！！
おすすめブレンド例
・高血圧や動悸
リンデンフラワー+ホーソン+レモンバーム+ヤロウ
・不眠
リンデンフラワー+ジャーマンカモミール+レモンバーム
・風邪
リンデンフラワー+マロウブルー+エキナセア+エルダーフラワー
・胃腸トラブル
リンデンフラワー+ペパーミント+レモンバーベナ
・デトックス（むくみ解消）
リンデンフラワー+フェンネル+ジンジャー
・膀胱炎
リンデンフラワー+フェンネル+ヒース
・リラックス
リンデンフラワー+ラベンダー+ジャーマンカモミール
ハーブの詳しい活用法についてはコチラ
《注意点》
セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。
参考文献
苑田みほ著/ハーブティーブレンドレシピ260
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