なかなか改善しない動悸には理由があった⁉アロマやハーブでのケアも試してみよう!!

動悸

Last Updated on 2023年10月27日 by SIZEN

SIZEN
SIZEN

急に脈が飛ぶような感じがするんだけど…。とりあえず、そんな時は自分の脈拍を測ってみましょう!手首や首の脈を感じられる部分に指を置いて1分間脈拍を数えてみてください!1分間に110以上脈拍があれば、すぐにでも病院で診てもらった方がいいかもしれません!!

いずれにせよ、動悸の原因は実にさまざま…、日々の心がけ次第で治まることもあります。そこで、この記事では検査で異常が認められない動悸の改善方法について紹介しています。すぐにでも動悸を止めたい時の効果的な対処法も紹介していますので、ぜひ試してみてくださいね!

※本ページはプロモーションが含まれています。

動悸の原因はさまざま!!

基本的に、動悸とは心臓が強く脈打ったりと心拍がいつもと違うような気がして敏感になっている状態。

突然襲われる胸の違和感を不安に感じる方は少なくないと思います!!

ところが、一言で動悸と言っても、その原因は多岐に渡ります。

例えば、期外収縮なんかはよく見られる原因の一つですが、心臓のしゃくりのようなもので多くの人が持っている不正脈。

感じ方としては脈が飛ぶような感じや一瞬胸が詰まったような感じがしますが、頻発しない限り治療する必要はありません。

対して、ドキドキして脈が早くなるような場合は治療が必要な病気が潜んでいる恐れがあるので要注意!!

動悸を感じる時間が長かったり、息苦しさなど他の症状を伴っていたりする場合は医師(内科、循環器内科、呼吸器内科)に診てもらった方がいいでしょう。


心電図や血液検査などの検査で治療が必要な動悸かどうかを総合的に判断してもらえます。

ただ、さまざまな検査をしても異常が見られないケースも少なくありません。いわゆる心因性の動悸です!!

例えば、パニック障害や不安神経症、過換気症候群よる動悸などがこれに当たります。


なお、心因性による動悸の治療ではストレスを取り除くことが優先されますが、生活習慣の改善や漢方、鍼灸などの代替療法も効果的です。

ちなみに、動悸はカフェインや薬の副作用、ぜんそく発作などによっても起こります。

体に何の異常もない場合は、動悸を誘発しているものがないかを確認することから始めてみてはいかがでしょうか。

とは言っても、パニック障害の患者は一般人に比べて心血管疾患のリスクが高いという報告もあります。

動悸症状をお持ちの方はそれが心因性のものであっても、定期的に身体疾患によるものでないかどうかの検査をした方がいいかもしれません。


下記に動悸の主な原因と動悸が止まらない時の対処法をご紹介していますのでこちらもあわせてチェックしてみてくださいね。

動悸の原因
不整脈、慢性心不全、慢性腎不全、PMS、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)、急性心筋炎、貧血、低血糖、脱水症、褐色細胞腫、発熱、呼吸器疾患(ぜんそくなど)、カフェイン、薬、アルコール、タバコ、パニック障害、不安神経症、過換気症候群、起立性調節障害、逆流性食道炎など

動悸が止まらない時の対処法
深呼吸、冷たい水を飲む、息ばる、ツボ押し(天柱、心兪、内関、神門、膻中、郄門など)
※基本的にツボ押しは器質的な病気がない場合に有効な手段になります。動悸が長く続く場合は医師に診てもらうのが先決です!!

要チェック!!日常生活で気をつけたいこと!

動悸症状をお持ちの方は日常生活のちょっとした心がけ次第で症状が治まることがあります。

例えば、カフェインの過剰摂取は動悸を誘発する恐れがあるため、避けたほうが無難です。

特に、カフェインに弱いタイプの人がカフェインをとりすぎると動悸や疲れやすさ、胸の苦しさなど不快な症状が現れやすくなります。


私も自覚症状があったので相談したところ、かかりつけ医から体質的に合わないからカフェインを控えるかカフェインレスのものをと言われたことがありました。

これはアルコールにも言えることで、自律神経を刺激して脈を早める作用が影響しています。

なお、この作用はニコチンでも認められているので、喫煙する方も注意が必要です。

また、ストレスが原因の場合は生活習慣にも気をつけなければなりません。

睡眠不足やストレスの溜すぎ、食生活の乱れ、疲れなどによって交感神経がうまく働かなくなると、心拍が乱れやすくなるんです。

心当たりがある方は睡眠をしっかりとる、バランスの取れた食事を規則正しくとる、適当な運動をするなどして生活習慣を見直していきましょう!


特に、食事については自律神経に影響するので注意して欲しいと思います。

例えば、食後の動悸やめまいなどでお悩みの方は、何を食べた後に動悸が起こりやすいかを覚えておきましょう。


辛いものなど特定の物を食べた後に症状が現れるのであれば、避けることで症状を予防することができるかもしれません。

それに、食事を一気に食べない、食事中できるだけ水分をとる、炭水化物を控え目にする、アルコールは控える、食べた後急に立ち上がらないなどの対処法も有効です。

今一度、身の回りで動悸を誘発しているような習慣や食品がないか見直し、つらい症状を少しでも緩和できるように心がけましょう。

生活習慣を整えて動悸を緩和しましょう!

自律神経を整えたいあなたにおすすめの記事がコチラ!

エッ⁈動悸が栄養療法で治る⁈

実は、動悸をはじめとする心身の不調を食事で治せる可能性があります。

一般的には、オーソモレキュラー療法と呼ばれている栄養療法で、ノーベル化学賞を受賞したライナス・ポーリング博士らが提唱したものです。

たいていの場合、私たちは何らかの不調があれば、耳に異常があれば耳鼻科を受診するように、その症状に合った診療科を受診しますよね。

ところが、オーソモレキュラー療法では心身の不調を分散して診るのではなく統一的に診るんです。

そのため、治療が難しかった不定愁訴や慢性化した不調を改善することが可能になると言われています。


実際、動悸や不安、風邪を引きやすい、胃の調子が悪いなどさまざまな不調を抱えていた方が、血液検査をもとに必要な栄養素を補ったことで全ての不調が治ったケースもあります。

検査結果には何の問題もないのに動悸が治らない…。通常であれば問題にされない検査結果がオーソモレキュラー的観点から見ると原因が明らかになることがあるんです。

鉄欠乏なんかは典型的な例でしょう。というのも、鉄欠乏は動悸をはじめとするさまざまな不定愁訴と関係しているんです。

ちなみに、鉄欠乏は血清フェリチンの値をはかってはじめて分かります。鉄欠乏の疑いがある方は、一度検査を受けてみるといいかもしれません!!

いずれにせよ、なかなか改善しない動悸でお悩みの方は一度オーソモレキュラー療法を行なっている医療機関に相談してみてはいかかでしょうか。

オーソモレキュラー療法につてはコチラ!!

動悸の予防や症状緩和に役立つ精油

検査を受けても何の異常もなく、自律神経や加齢、ホルモンバランスの乱れなどによる動悸と診断された場合、精油によるケアが効果的です。

また、急に現れる症状を落ち着いけるのにも役立ちます。基本的には、鎮静作用のある精油を選ぶといいですが、原因によって精油をブレンドするといいでしょう。

例えば、脈が早くなる頻脈により動悸や息苦しさを感じる場合は、イランイランやラベンダーといった頻拍抑制作用のあるものをプラスするのがおすすめです。

この他にも、血流促進や自律神経を整える作用のある精油も動悸の改善に役立ちます。空気中に散布したり、キャリアオイルで希釈したものを塗布したりしてご利用くださいね。

《おすすめの精油》

動悸の予防や症状緩和に役立つハーブ

ハーブを動悸の予防や症状を緩和に利用する場合も精油と同じように、鎮静効果のあるものを中心にブレンドするといいでしょう。

例えば、ホーソンベリーは心臓に対する強壮作用が高いことで有名です。心臓の血流を改善し、血圧を整えて心臓の機能を正常にする働きがあります。

また、高血圧と低血圧の両方に有効で、頻脈や動悸、不整脈にも効果的です。


動悸に効果的なハーブは他にもあります。レモンバームなんかは自律神経失調からくる動悸におすすめです。ハーブティーやチンキ剤などでご利用ください。

《おすすめのハーブ》
ホーソンベリー、レモンバーム、マザーワート、黒葡萄リーフ、パッションフラワーレモンバーベナジャーマンカモミールラベンダーリンデンフラワーなど

SIZEN
SIZEN

まとめ

動悸は背景に重大な病気が隠れていることもあるので、用心した方がいいみたいですね!!ただ、身体に何の異常もないのに続く動悸には生活習慣を見直すことが大切です!!

睡眠不足やストレス、疲れなど動悸を誘発する習慣を改め、自分に合わない食品も控えましょう!!それから、食事療法で動悸が治まることもあります。鉄欠乏の方の動悸が鉄分を補うことで治まったって感じで、足りない栄養素を補うだけでさまざまな不定愁訴が改善することもあるんです!!

ちなみに、精油やハーブにも動悸に効果的なものがたくさんあります。
ぜひ、好みの香りのする精油やハーブをセルフケアにお役立てください!!


《注意点》

セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。

参考文献
https://nsn-c.com/cardiovascular_medicine/palpitation
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/50.html
https://toyokeizai.net/articles/amp/218372?page=3
https://doctorsfile.jp/h/37570/mt/1/
https://www.saiseikai.or.jp/medical/column/blood_sugar_spike/#treatment
https://medicalnote.jp/symptoms/動悸
https://www.saiseikai.or.jp/medical/symptom/palpitation/
https://www.angfa.jp/karada-aging/practice/sign/
http://medical.radionikkei.jp/tsumura/final/pdf/150415.pdf
https://www.fujisou-ainos.com/staffblog/post-17.shtml
https://www.kouwakai-nakamura.jp/colum-0136.html
https://www.kusurinomadoguchi.com/column/dysautonomia-13492/
https://www.min-iren.gr.jp/?p=6973
https://www.premedi.co.jp/お医者さんオンライン/h00437/
https://clinic-fujimoto.jp/blog/鉄欠乏性貧血について/index.html
https://www.atpress.ne.jp/news/130377/amp
https://mizoclinic.tokyo/orthomolecular/
https://takahashi-cocoro.com/2020/04/16/584/
https://clinic-hygeia.jp/blog02/1656/
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/58/8/58_740/_pdf/-char/ja
https://www.higokoro.com/acupuncture_moxibustion_indication/829/
和田文緒著/アロマテラピーの教科書
朝日新聞出版/すべてがわかるアロマテラピー
ナチュラルハーモニー&サイエンス/エッセンシャルオイル家庭医学事典
苑田みほ著/ハーブティーブレンドレシピ260

コメント

RSS
Follow by Email
Pinterest
Pinterest
fb-share-icon
Instagram
タイトルとURLをコピーしました