Last Updated on 2023年9月23日 by SIZEN
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ハーブについて
エキナセアは北アメリカ先住民の怪我の手当てや病気の治療に使われていたことから、「インディアンのハーブ」と呼ばれています。1870年代にアメリカの町医者H.C.F.マイヤーが治療に使ったのをきっかけにエキナセアの知名度はいっきに上がります。その後、ヨーロッパに持ち込まれ、ドイツを中心にエキナセアの研究が進められました。そこで、エキナセアに免疫賦活作用や抗ウイルス作用があることが確認されています。日本には大正末年ごろにきたようです。現在でも、医薬品やサプリメントとして世界中で利用されています。
効果効能
抗炎症、抗感染症、抗ウイルス、抗菌、抗真菌、免疫賦活、発汗、創傷治癒(自己治癒力を高める)
※キク科アレルギーに注意してください。また、自己免疫疾患に用いる場合にも注意が必要です。なお、ハーブティーなどで服用するときは免疫系の負担にならないように、8週間以上の連続使用は避けましょう。
効果が期待できる症状
症状別対処法
・風邪やインフルエンザ
ハーブティー、チンキ、ハーブコーディアル、うがい
・膀胱炎などの感染症
ハーブティー、ハーバルバス、足浴、手浴
・ニキビや湿疹
ハーブティー、ハーバルバス、温湿布、ハーバル化粧水
※ハーバル化粧品水の作り方はこちらの記事の「ハーブティーについて」をご覧ください。
・疲労
ハーブティー、チンキ
・むくみ
ハーブティー、チンキ
・花粉症
ハーブティー、チンキ
ハーブコーディアルとはイギリスで伝統的に愛飲されてきたハーブドリンクです。今回は風邪やインフルエンザに効果的なエキナセアを使ったコーディアルの作り方をご紹介します。
-コーディアルの作り方-
(材料)
・エキナセア10g
・エルダーフラワー10g
・水200c
・きび糖やてんさい糖100g
・レモン果汁1個分(クエン酸大さじ1で代用可)
・ティーバック
(作り方)
1、鍋に水を入れ沸騰したら、ハーブを入れたティーバックを加えます。
2、弱火〜強火で3分ほど煮出し、火を消したら5分ほどフタをして蒸らします。
3、ティーバックを取り出して砂糖を加えて煮詰めます。
4、火を止める直前にレモン果汁を加えたら完成です。
5、できあがったコーディアルは清潔な容器に移して冷蔵庫で保存してください。
(使い方)
水やお湯、ミルク、アルコールなどお好みの飲み物で5〜7倍に希釈してから利用してください。ハーブティーの風味付けにするのもおすすめです。
(注意事項)
・冷蔵庫に保存して、1週間程度で使い切りましょう。
おすすめブレンド例
・風邪やインフルエンザ
エキナセア+エルダーフラワー+ジンジャー+ローズヒップ
・膀胱炎
エキナセア+ワイルドストロベリー+ヒース
・ニキビや湿疹
エキナセア+ネトル+ローズヒップ+ジュニパーベリー+フェンネル
・疲労
エキナセア+ローズヒップ+リンデンフラワー
・むくみ
エキナセア+ペパーミント+エルダーフラワー
・花粉症
エキナセア+ユーカリ+ネトル
ハーブの詳しい活用法についてはコチラ
《注意点》
セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。
参考文献
苑田みほ著/ハーブティーブレンドレシピ260
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