やらなきゃ損?花粉症の不快な症状は精油やハーブでケアしよう!!

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Last Updated on 2024年2月9日 by SIZEN

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花粉症の時期になると鼻水は止まらないし目はかゆくなるしで大変!!毎年、この時期は薬で何とか乗り切っているって方も多いと思います。ですが、薬の副作用を考えるとあまり飲み過ぎるのもよくないですよね⁈

かと言って、花粉を完璧防御するなんて不可能だし…。そこで、この記事では花粉症でお悩みの方におすすめのハーブを使った体質改善方法や耳鼻科で行える免疫舌下療法について紹介しています。

免疫舌下療法についてはうちの子が現在行っていて、その効果や経過についても紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね!


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花粉症が心身に与える影響は大きい!?

花粉症の時期になると現れるくしゃみや鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの不快な症状。

このようなアレルギー症状は私たちの生活の質(QOL)を著しく低下させるものです。

例えば、花粉症の4大症状のひとつである鼻詰まりは息苦しさから口呼吸を誘発させます。

とにかく、この口呼吸がやっかいで、心身にさまざまな悪影響を及ぼすのです。

思い当たる人もいるかもしれませんが、鼻詰まりから喉に鼻水が垂れると(後鼻漏)喘息のような痰や咳の症状が現れます。

すでに喘息を患っている方だと発作が起こったりもするんです。さらに、副鼻腔炎や皮膚炎、結膜炎などを合併することもあります。

しかも、口呼吸は精神面や日常生活にも影響を与えるとのこと…。

睡眠不足やイライラ、集中力の欠如、食欲不振など日常生活でありがちな不調が実は花粉症によるものかもしれないのです。

私の周りにも花粉症を患っている方が結構いますが、皆さん花粉症の時期になると体調を崩される方が多い気がします。

ある方は花粉症から咳喘息と副鼻腔炎になり大きく体調を崩され大変な思いをされていました。

このように、花粉症の症状が心身に与える影響は大きく、QOLを著しく低下させるものなのです。

ちなみに、花粉症の原因となる植物にはさまざまな種類があります。酷い方だと、一年を通して花粉症対策が必要な人もいるほどです。

それに、花粉症に悩まされている方は年々増加傾向にあるそう…。最近では花粉症の低年齢化が進み、幼児期に発症する子どもも増えてきています。


日常生活に大きく影響する花粉症だからこそしっかり対策をして健やかな心身を維持していきましょう!

口呼吸でお困りの方はコチラもチェック!!

つらい鼻づまりでお困りの方におすすめの記事はコチラ!

花粉症対策は万全に行いましょう!!

花粉症を患っている方にとってマスクやメガネは必需品。花粉を体内に入れないように努めることはとても大切なことです。

それから、花粉症を予防する上で欠かせないのが生活習慣の改善。しっかり睡眠をとる、栄養バランスの取れた食事を摂る、タバコやお酒は控えるなどの対策は花粉症の重症化を防いでくれます。


また、花粉症を患っている方にとって無くてはならないのが薬でしょう。目や鼻、皮膚などの不快な症状を軽減してくれます。

ちなみに、今は副作用が少なく、効果の持続性や症状の改善効果に優れた第二世代抗ヒスタミン剤が主流だそうです。

ただ、薬は個々で効果や副作用に差があるため、医師の診断のもと自分に合った薬を処方して貰った方が効果を実感しやすいとのこと。

しかも、ドラッグストアなどで手に入る市販の薬にも思わぬリスクが潜んでいるので注意が必要です!!


ところで、副作用の少ない治療法に漢方があります。鼻水がダラダラ出るタイプには小青龍湯、鼻がつまる方には葛根湯加川芎辛夷などそれぞれの症状に合わせて処方してもらうとより効果的です。

いずれにせよ、花粉症シーズンは対策をしっかりとって症状を緩和させることが大事!

なお、免疫バランスが保たれていたら花粉症の症状はある程度抑えられると言われています。

以下のことに気をつけながら免疫バランスを整えていきましょう!

免疫を上げて花粉症の症状を和らげよう!!

オーソモレキュラー栄養療法で花粉症を改善!

花粉症を根本から改善したい方にはオーソモレキュラー療法もおすすめです。

オーソモレキュラー療法とは足りない栄養素を補うことで、人が本来持っている治癒力を高めてくれる栄養療法のこと!


体内の栄養バランスが整うことによって、花粉症の症状も現れにくくなるというわけです。

例えば、ビタミンDは免疫の過剰反応を抑えてくれるので、花粉症を根本から改善するのにいいと言われていますよね。

それに、ヒスタミンの過剰分泌を抑えてくれるビタミンCを摂取するのも効果的です。

また、約70%の免疫細胞が集まっている腸内環境を整えることも大事なこと!

腸内環境の乱れから免疫系のバランスが崩れて花粉症の症状が悪化する恐れもあります。


とにかく、毎年つらい症状に悩まされているのであれば、腸内環境を整えながら足りない栄養を補うことを意識してみてください。

つらかった花粉症が少しずつ楽になっていくかもしれませんよ!!

オーソモレキュラー療法についてはコチラの記事も参考にしてください!

減感作療法で根治を目指すのも一つの方法です!!

減感作療法とはアレルギー反応を引き起こす物質を体に少しずつ入れることで症状を弱めていく治療法。

例えば、舌下治療法は毎日、舌の下にアレルゲンが配合された薬を1分間含んで飲み込むという方法で免疫を獲得していくものです。

ちなみに、舌下治療法は今のところダニとスギの2種類に限定して治療することができます。


対して、以前から行われている注射による皮下免疫療法はスギ、ブタクサ、ダニ、カモガヤなど幅広いアレルゲンに対応できます。

ただ、このような減感作療法は治療に3〜5年と長めの期間を要するため、気軽に始められないという方が少なくないようです。


しかし、花粉症は対処療法での治療になるため、薬を長期服用するリスクについても考えなければなりません。

特に注意が必要なのが花粉症によく処方されるアレルギー性鼻炎用の薬です。

アレルギー性鼻炎の薬にも色々ありますが、抗ヒスタミン剤は高い効果が期待できる反面、眠気や口の渇き、排尿が困難になるなどの副作用が出る恐れもあります。


最近では、眠気を伴わないタイプのものも出てきていますが、重い不正脈の副作用が現れることもあるとのこと。

しかも、花粉症の薬は量やタイミング、期間などが適切でなければ効果を感じられないこともあります。

このように、薬に頼って症状を抑えるのは簡単なことではないのです。

先ほども触れましが、私の知人は花粉症が悪化した際に薬の副作用にも見舞われて本当に大変な思いをされていました。

一般的に、薬の副作用は年齢とともに出やすくなると言われています。

もちろん、減感作療法にも副作用はあるので安易におすすめできることではありません。

ですが、根治の望みがあるのは減感作療法だけですので、試す価値はあると思います。

子どもの花粉症と減感作療法!!

子どもの花粉症でやっかいなのが成長に影響を及ぼすことでしょう⁈

例えば、鼻づまりや目の痒みといった不快な症状は集中力の低下を招くなどして日々の活動を妨げます。

さらに、鼻づまりなどの症状から睡眠障害が起こったらやっかいです。


成長ホルモンの分泌が抑制されて、身体や脳の正常な発達を阻害してしまう恐れがあります。

しかも、子どもの頃に成長ホルモンの分泌が少なかった人ほど、生活習慣病のリスクも高くなるそう。

たかが花粉症と軽くみていると、あと後大変な思いをすることになるかもしれません。

ここからは我が家の話になりますが、うちの子はアレルギーから腹痛や鼻水、鼻づまり、皮膚のかゆみなどさまざまな症状がありました。

しかも、アレルギー体質は風邪を引きやすいと言われるように、うちの子は毎月何かしらの感染症を貰ってきていたんです。

それに、感染症を患った後のアレルギー症状が長引くから大変です。検査したところ、アレルギー数値が高かったため舌下治療をすることに…。

開始から約3年経ちますが、アレルギーから起こっていた症状が少しずつ改善しつつあります。

ただ、最初は副作用から激しい腹痛が続いたのでやめようか悩みました。これは個人差があるようで、知人のお子さんは舌下治療法をしてから頭痛が始まったようです。

基本的に、このような副作用に対してはアレルギー剤や鎮痛剤、整腸剤などで様子を見ます。

うちの子の場合は半年くらいすると徐々に副作用は治まってきたので治療を継続することができました。現状は以下のような感じです。

・風邪を引きにくくなった
・皮膚のかゆみが前よりもマシになった
・鼻の症状が大分よくなってきた
・アレルギーによって起こっていた症状(頭痛や腹痛)が現れにくくなった

一般的に、舌下治療法では2割の方が完治、6割に改善、残り2割に効果がないといった結果が得られています。

また、減感作療法は治療期間も長く、月一回の受診も必要で、もしかしたら思ったような効果が得られない可能性もあり、ある種賭けみたいな治療法です。

ですが、治療しない人に比べて今後新たな花粉症に罹るリスクが低下するメリットも考えると治療する価値はあると思います。

一応、治療は早めに始めるほど効果が得られやすいので、治療をお考えの方は早めに始めた方がいいと思いますよ。

花粉症予防に効果的な春季療法!!

もともと、春季療法とはネトルというハーブを使って体質改善を図る方法です。

これはネトルの血液の浄化をする作用を生かした方法で、ヨーロッパでは古くから行われてきました。

なお、春季療法は花粉症やアトピー性皮膚炎、リウマチといったアレルギー疾患だけでなく、痛風や前立腺肥大といった代謝性疾患の予防にも役立ちます。


一般的に、春季療法は1月〜2月頃に初めるといいと言われていますが、日本では年末から年明けにかけて始めるとより効果的です。

ちなみに、私の友人にこの春季療法を毎年している人がいますが、重度だった花粉症の症状ご年々軽快していっているとのこと。薬に頼りたくない方にはおすすめの方法です。


この他にも、花粉症に効果的なハーブには色々ありますので、症状の緩和にお役立てください。

効果的な服用方法
ティースプーン3〜4杯分(約4g)の乾燥したネトルのハーブに150mlの熱湯を注ぎ、蓋をして10分程度抽出します。これを1に3回に分けて服用しましょう!

《おすすめのハーブ》※特に効果が期待できるものはハーブの横に効能を記載しています。
ネトルユーカリ(鼻づまり)エキナセア(免疫UP)タイム(喉の痛み)アイブライト(目のかゆみ、アレルギー性鼻炎)、ペパーミント(鼻づまり、咳)、ジャーマンカモミール(喉の炎症、目のかゆみ)、エルダーフラワー、セボリー、セージ、ヒソップ、マレイン(気管支炎、喘息)、スペアミントクローブレモンバーム(鼻づまり)、フィバーフューなど

花粉症の症状緩和に役立つ精油

花粉症の症状緩和には、抗アレルギーや抗炎症、抗カタルなどの作用を持つ精油を用いるといいでしょう。

鼻の不快な症状を和らげたり、喉の炎症を抑えたりと花粉症によって起こるさまざまな症状を緩和するのに役立ちます。

また、ストレスは花粉症の症状を悪化させる恐れがあります。鎮静効果のある精油でストレスの軽減も図りましょう!!


《リラックス効果のある精油で症状緩和》
※キャリアオイルで希釈したものを鼻の下や足の裏に塗布するのがおすすめです。
ティーツリーラベンダーローズマリー、ブルータンジー、リツェア、マヌカなど

《鼻の不快な症状におすすめの精油》
※鼻詰まりについては別記事もご参照下さい
ユーカリ・ラジアータユーカリ・シトリオドラレモンペパーミント、コパイバ、ヒノキ、ブラックスプルースなど

《皮膚のかゆみにおすすめ精油》
※芳香蒸留水で様子を見て、状態によってはホホバオイルやマカダミアナッツ油、スイートアーモンド油などを数滴加えて薄く塗布してみて下さい。精油を使用する場合も無水エタノールで希釈してから芳香蒸留水を加え、よく混ぜて使用しましょう。
-芳香蒸留水-
アロエ水、ティーツリー水、ローズ水、メリッサ水
-精油-
ペパーミントラベンダー、ヤロウ、ターメリック、スペアミント、カモミール・ローマン、ハワイアンサンダルウッドなど

《耳のかゆみ》
耳のかゆみについては別の記事で詳しくご紹介していますのでご参照下さい。
※耳のかゆみについてはコチラの記事を参照ください

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まとめ

花粉症というついつい薬に頼りがちですが、免疫を上げることでも症状を和らげることができるんですね!!あと、薬の副作用を考えると減感作療法で根本から治療するのもいいと思いますよ!

それから、ネトルの春季療法は友人のお墨付きなので試してみる価値はあると思います!!
できるだけ花粉を体内に入れないように気を付けながら、今回ご紹介した方法を取り入れて、上手に花粉症の時期を乗り切ってくださいね!!


《注意点》

セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。

参考文献
https://www.medicalherb.or.jp/archives/3088
https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1001000002767/simple/02suimin1-1.pdf
https://hoshino-jibika.com/topics/arerugi.html
https://adachi-ent.or.jp/column/2309
https://www.kubota-clinic.info/blog/2021/2984/
http://www.yamauchi-iin.com/kaisetu/1331.htm
https://biz-journal.jp/2015/03/post_9401.html/amp
https://ishii-jibika.com/zekkameneki/
https://suganokai.or.jp/original12.html
https://www.takenouchi-ent.com/hayfever
https://www.tsumura.co.jp/kampo/list/detail/019.html
http://www.onuki-ent.com/Communication/11_4f35221294bee/index.html
https://www.ssp.co.jp/alesion/hayfever/protection/
https://www.hosonokanpo.com/atopy/pollen/amp.html
https://www.meiji.co.jp/karadakaizen/know/entry004.html
https://jfir.jp/mouth-breathing/
https://oaksbest.co.jp/shinkyu-seikotsu/kashiwa/2021/04/19/post-1068/
https://getnavi.jp/homeappliances/426157/2/
https://prtimes.jp/main/html/rd/amp/p/000000008.000000340.html
https://www.ssp.co.jp/alesion/hayfever/
https://friday.kodansha.co.jp/article/97219
https://www.taiyo-cl.com/symptoms01
和田文緒著/アロマテラピーの教科書
朝日新聞出版/すべてがわかるアロマテラピー
ナチュラルハーモニー&サイエンス/エッセンシャルオイル家庭医学事典
苑田みほ著/ハーブティーブレンドレシピ260

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