Last Updated on 2024年3月2日 by SIZEN
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ハーブについて
マジョラムはギリシャ神話に登場する愛と美の女神アフロディーテが創ったとされるハーブ。「常に幸福」という花言葉が意味する通りマジョラムは幸運の象徴とされており、ギリシャでは結婚の縁起物として新婚夫婦の花冠に使われていたようです。また、毒性を持たないことから、悪魔に魂を売った者はこの香りを嗅いでいられなくなるという伝説もあり、中世ヨーロッパでは魔除けに使われていました。ハーブとしての歴史も古く、古代エジプトでは防腐剤としてミイラ作りに利用されていたと言われています。そして、古代ギリシャ・ローマ時代には強壮剤や興奮剤、サソリなどの解毒剤にも用いられていました。オレガノと香りが似ていることから、オレガノをワイルドマジョラム、マジョラムをスイートマジョラムと呼びますが、一般的なマジョラムはこちらのスイートマジョラムのことを指します。
効果効能
加温、強壮、利尿(余分な水分や老廃物の排出を促す)、鎮痙(平滑筋の収縮を抑える)、食欲増進、消化促進、通経(月経を起こさせる)、消炎、鎮痛、強肝、鎮静
※妊娠初期は使用を避けましょう。また、低血圧の方も使用を控えてください。
効果が期待できる症状
症状別対処法
・冷え性
ハーブティー、チンキ、ハーバルバス、足浴
・不眠
ハーブティー、チンキ、ハーバルバス
・消化器系の不調
ハーブティー、チンキ、
・緊張感頭痛
ハーブティー、チンキ、
・せきや気管支炎
ハーブティー、チンキ
・夏バテ
ハーブティー、チンキ
・肩こりや筋肉痛
ハーブティー、チンキ、ハーバルバス、冷浸油
おすすめブレンド例
・冷え性
マジョラム+ジンジャー+ジャーマンカモミール+スペアミント
・不眠
マジョラム+リンデンフラワー+レモンバーム
・消化器系の不調
マジョラム+レモンバーム+ペパーミント+レモングラス
・緊張性頭痛
マジョラム+ジャーマンカモミール+ラベンダー+パッションフラワー
・せきや気管支炎
マジョラム+ジャーマンカモミール+レモンバーム
・夏バテ
マジョラム+レモングラス+ローズマリー+スペアミント
・肩こりや筋肉痛
マジョラム+バジル+タイム
ハーブの詳しい活用法についてはコチラ
《注意点》
セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。
参考文献
苑田みほ著/ハーブティーブレンドレシピ260
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