Last Updated on 2024年3月2日 by SIZEN
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ハーブについて
ギリシャ語で柔らかいを意味する「Malva(マルバ)」を語源とするマロウブルー。植物の粘液に痛みや苦しみを和らげる作用があると考えられていたことからこう呼ばれるようになりました。16世紀には便通をよくすることであらゆる病気を改善するという考えをもとに、万能薬を意味するオムニモルビアと名付けられます。スペインでは「家庭菜園とウスベニアオイ(マロウブルー)、それだけあれば、家庭用の薬には十分である」ということわざがあるほど多様な効能を讃えられています。ハーブティーにすると色鮮やかなインクブルーに抽出され、そこから紫色に変化するさまが夜明けを迎える空色の変化に似ていることから「夜明けのハーブティー」と呼ばれることでも知られています。
効果効能
粘膜保護、消炎、去痰、鎮静、収れん(肌を引き締める作用)、視機能改善
※特記すべき留意事項はありません。
効果が期待できる症状
症状別対処法
・胃炎
ハーブティー
・呼吸系の諸症状
ハーブティー、チンキ、うがい、ハーバルスチーム
・膀胱炎や尿道炎
ハーブティー、ハーバルバス、チンキ、冷浸油
・眼精疲労
ハーブティー、温湿布
・スキンケア
ハーブティー、チンキ、ローションパック、バーバルゴマージュ
・口内炎
ハーブティー、チンキ、うがい
・ヒステリー球
ハーブティー
おすすめブレンド例
・胃炎
マロウブルー+ジャーマンカモミール+オレンジピール+フェンネル
・便秘
マロウブルー+フェンネル+ローズ
・呼吸器系の不調
マロウブルー+ヒソップ+マレイン
・鼻詰まり
マロウブルー+ペパーミント+タイム
・風邪予防
マロウブルー+ジャーマンカモミール+セージ
・膀胱炎や尿道炎
マロウブルー+ヒース+ローズヒップ+ネトル
・花粉症
マロウブルー+エルダーフラワー+エキナセア
・眼精疲労
マロウブルー+ジャーマンカモミール+カレンデュラ
・スキンケア
マロウブルー+ローズヒップ+レモンバーム+ローズ
・口内炎
マロウブルー+セージ+エキナセア
・ヒステリー球
マロウブルー+ラベンダー+スペアミント
ハーブの詳しい活用法についてはコチラ
《注意点》
セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。
参考文献
苑田みほ著/ハーブティーブレンドレシピ260
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