Last Updated on 2024年1月22日 by SIZEN
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ハーブについて
ヨーロッパでは2000年以上前から薬効が認められた歴史のあるハーブ。アンデルセン童話「白鳥の王子」に登場していることでも有名です。17世紀にイギリスのハーバリストであるニコラス・カルペパーがネトルについて残した「冬の間に過剰になった粘液を消滅させる」という記述から春に起こりがちな不調を改善するのに活用されていたことがうかがえます。アメリカでは南北戦争時にネトルの葉と茎の浸出水に浸けた包帯を止血用に用いたようです。今でも「春季療法」といって春先に起こる花粉症などのアレルギー症状を予防するのに役立てられています。今も昔も、植物療法には欠かせないハーブとしてさまざまな症状に用いられています。
効果効能
抗アレルギー、造血、浄血、利尿(余分な水分や老廃物の排出を促す)、アレルギーに対する体質改善、解毒排出(蕁麻疹、痛風)、滋養強壮、抗炎症、収れん(肌を引き締める作用)
※特記すべき留意事項はありません。
効果が期待できる症状
花粉症、アトピー性皮膚炎、リウマチ、痛風、脂性肌、冷え性、貧血予防、じんま疹、体質改善(アトピー性皮膚炎、花粉症、痛風、リウマチなどのアレルギー疾患)、関節炎、尿道炎、疲労、多月経、ダイエットや妊娠中の栄養補給
症状別対処法
・貧血や冷え性
ハーブティー、粉末にしたドライハーブを食用として利用する
・体質改善
ハーブティー、チンキ
・脂性肌
ハーバル化粧水やチンキを使った化粧水
・肌荒れや皮膚のアレルギー
冷湿布、ハーブティー
・花粉症
春季療法
花粉症を春季療法で予防しよう!!
花粉症でお悩みの方には春季療法がおすすめです。春季療法とはヨーロッパで行われている健康法のひとつ。ドイツでは春先のアレルギー予防に利用されています。花粉が飛散する3〜5ヶ月前から摂取すると効果的なので、日本なら年末から年明けに取りましょう。ハーブティーやチンキで摂取するといいですよ!私の知人にも毎年春季療法を取り入れることで、だんだん症状が落ち着いてきた方がいるので自信をもっておすすめできます!!
おすすめブレンド例
・花粉症
ネトル+ローズヒップ+エルダーフラワー+ペパーミント
・貧血予防
ネトル+ラベンダー+ローズ
・冷え性
ネトル+ローズマリー+ローズ
・関節炎
ネトル+ローズマリー+セロリシード+レモンバーベナ
・むくみ
ネトル+ジュニパーベリー+フェンネル
・デトックス
ネトル+バードック+セロリシード
ハーブの詳しい活用法についてはコチラ
参考文献
苑田みほ著/ハーブティーブレンドレシピ260
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