Last Updated on 2024年6月24日 by SIZEN
かゆみでまともに寝ることができない…、肌がカサカサして目立つから夏でも長袖しか着られない…。かかなければよくなるからって言われてもストレスが溜まるし…、アトピー性皮膚炎で悩んでいる方の多くがそんな終わりのない悩みを抱えています。
実は、日本人の3人に1人はアトピー性皮膚炎にかかりやすい体質を持っているそうです!遺伝的な要因もあるので子どもに遺伝してしまうケースも少なくありません。それに、大気汚染やストレス過多などアレルギーを起こしやすい体質の人であればいつ誰がなってもおかしくない状況にあるんです!
そこで、この記事ではアトピー性皮膚炎の症状緩和に効果的な方法について紹介しています。精油やハーブでのケアも取り入れて、生活の質を高めていってくださいね!!
なお、このブログでは症状別におすすめの精油やハーブも紹介しています。精油やハーブにはそれぞれのページに飛ぶリンクが貼ってありますのでチェックしてみてくださいね!精油やハーブの使い方が分かりやすく紹介してありますので、ぜひ日々の健康維持に活用くださいね!!
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アトピー性皮膚炎はコントロールが大事⁉
我慢できないほどの強いかゆみに苦しめられるアトピー性皮膚炎。
治らないと誤解している方も多いようですが、症状を上手にコントロールすれば、日常生活に支障がないほどにまでの寛解が期待できる病気です。
ただ、アトピー性皮膚炎の発症には体質や生活環境、ストレスが複雑に絡み合っており、症状を悪化させる要因も個々で違うため、再び症状が現れることもよくあります。
一度よくなったと思っても皮膚の下に炎症が残っていれば、また悪くなってしまうのです。
いずれにせよ、アトピー性皮膚炎を寛解まで持っていくには日々のケアが大切です。
病院で適切な治療を受けるのはもちろんのこと、日常生活においても気をつけなければならないことがいくつかあります。
特に重要なのが皮膚のバリア機能を正常に保つためのケア!
症状の程度に関わらず、常に清潔でうるおいのある皮膚を維持することが大切です。
また、症状を悪化させる要因への対策もしっかり行いましょう。
何かと制限があるうえに細やかなケアが求められる中でよい皮膚の状態を維持するのは並大抵のことではありません。
実は、アトピー性皮膚炎は大気汚染や室内のアレルゲン増加、食生活の変化などさまざまな要因により年々増加傾向にあるそうです。
大人になってから発症するケースもあるので他人事ではありません。
乳幼児期に発症することが多いことを考えると、我が子がアトピー性皮膚炎になる可能性も大いにあり得るわけです。
長い付き合いが必要な疾患だからこそ、本人だけじゃなく周りも理解するように努めていきましょう!
清潔でうるおいのあるお肌を保つのは大変ですよね⁉色々試しているのに、なかなか自分に合った保湿剤に出会えないって方におすすめしたいのがEucerin(ユーセリン)の湿疹緩和クリームです!その保湿力は世界中の専門家にも推奨されているほど、重めのテクスチャーで肌が労わってくれます!実際、アトピー性皮膚炎の方の愛用者も多く、子供から大人まで幅広い年齢層に支持されています。かゆみで寝れないってときにもいいようで、枕元に置いている方もいるいますし、つらい症状でお悩みの方に一度は試して欲しい保湿剤です!ちなみに、皮膚の炎症や痒みの原因となるヒスタミンの生成を抑える働きがるビタミンB群の一種、ビオチンのアプリメントを一緒に取るとより効果的です!肌の外側だけでなく内側からのケアもあわせて行ってみてくださいね!
保湿クリーム
ビオチン
症状改善に望ましい生活習慣!
症状を改善するためにはアトピー性皮膚炎を悪化させる要因を極力避けることが大切です。
例えば、アトピー性皮膚炎の発症に深く関係しているチリダニ。
日本の家はチリダニにとって最高の住環境なようで、欧米の10倍〜100倍ものチリダニが生息していると言われています。
完全に除去することは難しくても、小まめな掃除で数を減らすことは可能です。
今は便利なアイテムもたくさんあるので、そのようなものを利用しながら上手に対策していきましょう。
また、中期的なストレスも悪化要因のひとつ。自律神経のバランスが乱れて皮膚の乾燥やかゆみが起こるのです。
睡眠時間をしっかり確保する、自分なりのストレス発散法を見つけるなどしてストレスを緩和する術を身に付けることが大切です。
この他にも、汗や紫外線、生理前、衣類の刺激などアトピー性皮膚炎を悪化させる要因はさまざま。
実際は、このような要因が複雑に絡み合って起こることも多いのでやっかいです。
自分の原因が何なのかハッキリしているのであれば、しっかり対策をしていきましょう。
なお、アトピー性皮膚炎を悪化させる要因には意外なものもあります。以下で主な悪化要因を紹介しますので参考にしてくださいね。
腸内環境を整えて症状を和らげよう!
さまざまな研究でも実証されている通り、アトピー性皮膚炎と腸内環境には密接な関係があります。
例えば、腸内環境が悪化して悪玉菌が優位になると、小腸壁の細胞と細胞の間に小さな隙間ができます。
すると、本来であれば小腸壁を通過できない有害な物質が血管内や体内に漏れ出してしまうのです。
これがいわゆるリーキーガット症候群と言われる現象で、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を発生させてしまいます。
確かに、アトピー性皮膚炎を持っている方は悪玉菌の割合が高いと言われていますし、便秘など小腸に不調がある方が多いそうです。
実際、何をしてもよくならなかった重度のアトピー性皮膚炎の方が腸内環境を整えることで寛解しているケースもあるので、たかが腸内環境とあなどってはいけません。
いずれにせよ、アトピー性皮膚炎を寛解させるにはお腹のお掃除が必須なようです。
以下に、腸管バリアを改善する栄養素と腸管バリアによくない食べ物や生活習慣を紹介していますので、できることから始めてみてくださいね。
乳酸菌、亜鉛、フラボノイド、グルタミン
ストレス、運動不足、ジャンクフード、カフェイン、糖質
アトピー性皮膚炎に効果的な精油
アトピー性皮膚炎のケアには殺菌や抗炎症、鎮静、免疫賦活、抗アレルギー作用のある精油がおすすめです。
例えば、ティーツリーであれば細菌や真菌、ウイルスに有効だと言われており、抗アレルギー作用もあるのでアトピー性皮膚炎によく使われる精油です。
また、症状に合わせて抗アレルギー作用の高いローマン・カモミールや抗炎症作用のあるブラックスプルースなどを加えるとより効果的!
キャリアオイルで希釈してかゆみや腫れている部分に塗布したり、アロマバスで健全な肌へと導いたりして症状を和らげましょう。
《おすすめの精油》
ティーツリー、ラベンダー、ペパーミント、ゼラニウム、メリッサ、パチュリ 、カモミール・ローマン、パイン、ミルラ、ブラックスプルースなど
アトピー性皮膚炎に効果的なハーブ
アトピー性皮膚炎には浄化作用を持つハーブでのケアがおすすめです。
身体機能の正常化をサポートするだけでなく、アレルギー症状を軽減してくれます。
好みのハーブを加えることでリラックスするのも効果的です。
ハーブティーやハーバルバス、湿布、ハーバル化粧水など取り入れやすい方法をデイリーケアに取り入れましょう!
《おすすめのハーブ》
ジャーマンカモミール、ネトル、バードック、ダンディライオン、ローズヒップ、エキナセア、カレンデュラなど
毎日手軽にハーブで症状を和らげたい方におすすめなのがジャーマンカモミールを使ったハーバル化粧水です。顔や体の気になる部分によくスプレーしてくださいね。
-ハーバルバス化粧水の作り方-
(材料)
・ジャーマンカモミール ティースプーン山盛り3杯
・精製水100ml
・スプレー容器
(作り方)
1、お茶を淹れる要領でハーブティーを作って5分蒸らしましょう。
2、ハーブを濾して冷ましてからスプレー容器に入れます。
(注意事項)
・冷蔵庫に保存し、その日のうちに使い切ってください。
・スプレーした後は乾燥を防ぐために保湿剤を塗ってください。
まとめ
私の周りにもアトピー性皮膚炎に悩まされている人がいますが、みなさん皮膚の乾燥や食品など自分の症状悪化の要因になるものをできる限り排除して症状のコントロールに日々努めてらっしゃいます。
それでも、季節の変わり目や疲れが溜まっているときは症状がでやすいようでつらいそうです。アトピー性皮膚炎との付き合いは長く大変なものです…。できる限りストレスを溜め込まないように、自分に合ったケアで緩解を目指していって欲しいと思います。
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《注意点》
セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。
参考文献
https://www.kamimutsukawa.com/blog2/allergies/50/
https://www.kyudai-derm.org/atopy/patient/04.html
https://alba-allergy-clinic.com/column/__trashed-5/
https://kunitachi-clinic.com/column/「腸活」や「菌活」をする前に知っておきたい!/#:~:text=おなかのほかにも,方法はすこし異なります%E3%80%82
http://www.mamiyaclinic.com/pdf/20181029arerugi.pdf
https://holo.jp/blogs/atopiccolumn/腸内環境とアトピーの関係
http://www.jcam-net.jp/data/pdf/04005.pdf
https://www.gifu-min.jp/pharma/document/488/19.pdf
https://clinic-hygeia.jp/atopic_dermatitis/
https://shiba-clinic.com/atopy/
https://www.tsubasazaitaku.com/column/column237.html
https://aqua-medical-c.com/アトピー性皮膚炎①-2/
https://hc.mochida.co.jp/skincare/atopic/atopic3.html
https://allergyportal.jp/knowledge/atopic-dermatitis/
https://isom-japan.org/article/article_page?uid=lJPCB1562212088
https://globe.asahi.com/article/11530151
https://kyomeiclinic.com/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF/%E3%83%93%E3%82%AA%E3%83%81%E3%83%B3/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3%E5%A4%96%E6%9D%A5
和田文緒著/アロマテラピーの教科書
朝日新聞出版/すべてがわかるアロマテラピー
ナチュラルハーモニー&サイエンス/エッセンシャルオイル家庭医学事典
苑田みほ著/ハーブティーブレンドレシピ260
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