Last Updated on 2023年12月7日 by SIZEN
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ハーブについて
レモングラスの歴史は長く、数千年前からインドの伝統医学アーユルヴェーダでも熱病や伝染病の治療に使われてきました。レモングラスの茎の根元が赤くなることから、赤い茎という意味の「チューマナ・プールー」の名で知られています。1786年になるとリチャード・バンクス卿によってイギリスに伝来し、1914年には日本でも温室栽培されるようになります。エスニック料理によく使われることでも有名ですが、今では世界中で料理だけでなく美容や染料など幅広い用途に使われています。
効果効能
消化促進、健胃、駆風(胃腸に溜まったガスを排出)、抗菌、抗真菌、抗ウイルス、鎮静、鎮痛、脂肪分解、中枢神経機能調整、血流促進、抗がん、催乳、防虫、収れん(肌を引き締める作用)
※妊娠中の使用は避けましょう。
効果が期待できる症状
症状別対処法
・胃腸の不調
ハーブティー、料理、冷浸油によるトリートメント
・風邪やインフルエンザ
ハーブティー、チンキ、うがい
・冷え性やむくみ
ハーブティー、ハーバルバス、冷浸油によるトリートメント
・リフレッシュ
ハーブティー、ハーバルバス、足浴
・筋肉痛
ハーブティー、ハーバルバス、冷浸油によるトリートメント
・うつ
ハーブティー、ハーバルバス、冷浸油によるトリートメント
・ニキビやたるみ
ハーブティー、チンキ、ハーバルスチーム、ハーバル化粧水
・虫除け
サシェ、チンキ
チンキを使った虫除けスプレーの作り方を紹介しますので、ぜひトライしてみてくださいね!作ったチンキの活用法については「ハーブの活用法」の記事を参考にしてください!!
(材料)
・漬け込み用のガラス容器
・保存用の遮光性のあるガラス容器(スポイド付き)
・スプレー容器
・茶こし・レモングラス10g
・無水エタノール100ml
(作り方)
1、レモングラス10gを漬け込み用のガラス容器に入れて、無水エタノールを注ぎ入れます。
※ドライハーブが完全に浸らなければアルコールを注ぎ足してください。
2、蓋を閉めて2週間置きます。1日に1〜2回上下にふり混ぜて、アルコールとハーブをよくなじませましょう。
3、2週間経ったら茶こしやコーヒーフィルターなどでハーブをこして、保存容器に移します。4、チンキ剤大さじ1に対して精製水40mlをスプレーボトルに入れたら虫除けスプレーのできあがりです。
(注意事項)
・無水エタノールで抽出したレモングラスのチンキは冷蔵庫で1年間保存可能です。
・手作り防虫スプレーは防腐剤などが含まれないため、1週間程度で使い切るようにしてください。
おすすめブレンド例
・食欲不振や消化不良
レモングラス+ジャーマンカモミール+ペパーミント
・胃もたれ
レモングラス+ペパーミント+レモンバーム
・腹部膨満感
レモングラス+シナモン+バジル
・下痢
レモングラス+ジャーマンカモミール+オレンジピール
・風邪やインフルエンザ
レモングラス+エルダーフラワ+ジンジャー+クローブ
・リフレッシュ
レモングラス+ペパーミント+タイム+オレガノ
・冷え性
レモングラス+ローズマリー+ペパーミント
・むくみ
レモングラス+ジュニパー+フェンネル+スペアミント
・筋肉痛
レモングラス+ローズヒップ+ハイビスカス
・美肌
レモングラス+ベルガモット+レモンバーム
・うつ
レモングラス+レモンバーベナ+オレンジピール
ハーブの詳しい活用法についてはコチラ
《注意点》
セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。
参考文献
苑田みほ著/ハーブティーブレンドレシピ260
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