Last Updated on 2023年12月7日 by SIZEN
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ハーブについて
フィーバーフューはかの有名なパルテノン宮殿から落下した人の命を救ったという伝説があるほど有名なハーブ。偏頭痛や月経痛の痛みを和らげるための薬として使われてきました。古代ローマ時代に活躍した医師ディオスコリデスもフィーバーフューを抗炎症剤として記録しています。1600年代には医師から解熱剤や鎮痛剤として利用されており、効果も高く評価されていました。その後、1978年にイギリスの新聞でフィーバーフューのことが取り上げられたのがきっかけとなり本格的な研究が始まったようです。1980年代にイギリスの医学誌で片頭痛に悩む方を対象に行なった試験でも有意な結果が得られています。日本にはアメリカから明治時代の初期に薬草として渡来しますが、観賞用として栽培されます。当時の日本ではマトリカリアやナツシロギクと呼ばれていたとのことです。
効果効能
解熱、消炎、鎮痛、血管拡張、消化促進、抗ヒスタミン、抗アレルギー、子宮強壮、通経(月経を起こさせる)、駆虫、抗血栓
※妊娠中や授乳中、2歳以下の幼児の使用は避けてください。また、キク科アレルギーの方も使用を控えでください。抗血液凝固剤との併用には注意しましょう。稀に「ポスト・フィーバーフュー症候群」を引き起こすことがあるため、長期飲用は避けてください。生の葉をそのまま食べると口内炎ができることがあります。
効果が期待できる症状
症状別対処法
・頭痛や偏頭痛、生理痛、関節痛、リウマチ
ハーブティー、チンキ、サプリメント
※フィーバーフューは苦味が強いので、飲みにくいときにはハチミツや三温糖などを加えて飲むと味がまろやかになります。
※痛みが出たときに飲むより、習慣的に服用することで予防するのが効果的です。生理痛に関しては、始まる1週間前からサプリメントやチンキを服用するのがおすすめです。
・ぜんそくや花粉症
ハーブティー、チンキ、サプリメント
・食べ過ぎ
ハーブティー、チンキ
・疲労回復
ハーブティー、チンキ、ハーバルバス
・肝機能向上
ハーブティー、チンキ、サプリメント
・月経トラブル
ハーブティー、チンキ、サプリメント
・育毛
ハーブティー、チンキ(ローションとしても◎)、サプリメント、ハーバル化粧水
・虫除け
サッシェ
おすすめブレンド例
・緊張性頭痛
フィーバーフュー+ラベンダー+レモンバーム
・偏頭痛
フィーバーフュー+ジャーマンカモミール+パッションフラワー
・関節痛やリウマチ
フィーバーフュー+パッションフラワー+キャットニップ+レモンバーベナ
・ぜんそくや花粉症、肝機能向上
フィーバーフュー+ネトル+ルイボス+ペパーミント
・食べ過ぎ
フィーバーフュー+ペパーミント+レモングラス
・疲労回復
フィーバーフュー+ハイビスカス+ローズヒップ
・月経トラブル
フィーバーフュー+チェストツリー+ラズベリーリーフ
・育毛
フィーバーフュー+ホーステール +ローズマリー
ハーブの詳しい活用法についてはコチラ
《注意点》
セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。
参考文献
苑田みほ著/ハーブティーブレンドレシピ260
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