Last Updated on 2024年6月4日 by SIZEN
耳が異常にかゆい!!特に、夏場はかゆみが酷くなってついついかいてしまう方も多いようなので気を付けましょうね!軽く見ていると、症状が長引いたり、酷い場合は手術が必要になったりするケースもあるので注意が必要ですよ!!
この記事では不快な耳のかゆみを軽減し、再発を予防する方法について紹介しています。実際、我が家で行っている方法も紹介していますが、病院のお世話にならずに済んでいるのでおすすめです!!ぜひ、セルフケアにお役立てください!!
なお、このブログでは症状別におすすめの精油やハーブも紹介しています。精油やハーブにはそれぞれのページに飛ぶリンクが貼ってありますのでチェックしてみてくださいね!精油やハーブの使い方が分かりやすく紹介してありますので、ぜひ日々の健康維持にご活用くださいね!!
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耳のかゆみは我慢するしかない⁈
時々、耳の中が異常にかゆくなることってありませんか⁈実は、あのかゆみは触り過ぎが原因で起こるんです。
例えば、お風呂上がりに綿棒で毎回掃除している方やイヤホンを長時間つけている方などはかゆみが起こりやすいと言われています。
また、お風呂やプールの水が耳に入ることでも起こるそうです。
ちなみに、私も耳のかゆみに悩まされることがよくありますが、我慢できずについついかいてしまうんですよね!
それで、耳鼻科に行くと「触り過ぎが原因なので触らないように!」と言われるんですが、それが難しい…。
そもそも、なぜあのような耐えがたいかゆみが起こるのでしょうか⁈それには耳の構造が大きく関係しているようです。
まず、私たちがかゆみを感じる部分は耳の入り口から鼓膜に至るまでの外耳道と呼ばれる部分!!
この外耳道は耳の器官の中で唯一外から触れられるため、刺激を受けやすい部分になるのです。しかも、皮膚が薄くて刺激に弱いからなおさらです。
基本的に、耳鼻科では程度にもよりますが、点耳薬や抗菌薬(軟骨)、内服薬などで治療します。
もし、炎症が酷い場合は切開をして膿を出すこともあるそうです。
しかも、外耳炎は酷いと治るまでに数ヶ月かかることもあり、難聴や耳鳴りを引き起こす恐れもあるとのこと…。
最悪の場合、骨を除去する手術が必要になるケースもあるので注意が必要です!!
もし、かゆみなどの症状が3日以上続く場合は耳鼻科を受診した方がいいでしょう。
なお、糖尿病の方や他の部分にまで感染が広がってしまった場合は抗生物質の服用が必要になります。
いずれにしても、症状が長引くようであれば耳鼻科を受診することをおすすめします!!
外耳道にならないために・・・
外耳炎にならないためには耳掃除を必要以上にやり過ぎないことが大切です。
基本的に、耳には自浄作用が備わっていて、何もしなくても自然と耳垢が体外に排出されるようになっています。
しかも、耳垢には感染防御や外耳道保護など大切な役割があるため無理にとる必要がないのです。
ただ、耳垢で鼓膜が見えなかったり、耳垢が溜まって聞こえづらくなったりした場合は耳垢を取り除いた方がいいかもしれません。
もし、自分で耳掃除をするのであれば月に1回で十分。2〜3分程度で目に見える入り口付近だけをやさしく掃除しましょう!!
ちなみに、よく用いられる綿棒は耳掃除には適していないようなので要注意です。
下手すると耳垢を奥に押し込んでしまうため外耳炎のリスクを高めますし、もっと言えば、お風呂上がりの綿棒はもってのほか…。
柔らかくなった耳垢が耳の奥へと追いやられて溜まってきます。安全に耳掃除をするのであれば耳鼻科にかかるのが一番でしょう。
どうしても自分でしたいのであれば、竹の耳かきのような優しい素材のものを選ぶといいですよ。
耳の炎症や痒みの緩和、予防に役立つ精油
耳の炎症や痒み予防には抗炎症作用や鎮痛、癒傷、抗菌、抗真菌、殺菌などの作用を持つ精油を用いるとよいでしょう。
代表的なものであればティートゥリーには強い抗菌や抗真菌、抗ウイルス、抗炎症などの作用を持つテルピネン-4-オールが高濃度で含まれているため痛みを和らげる効果も期待できます。
なお、精油はキャリアオイルで希釈したものを耳の後ろに塗布したり、コットンに少量垂らしたものを耳の入り口付近に当てたりして利用しましょう!
《おすすめの精油》
バジル、ティーツリー、ラベンダー、フランキンセンス、ヘリクリサム、タイム、ペパーミントなど
耳の炎症や痒みの緩和、予防に役立つハーブ
ハーブで耳の炎症などを予防するのであれば、抗菌や抗感染、免疫賦活、消炎、粘膜保護、抗炎症、収斂などの作用をもつものを選ぶといいと思います。
例えば、皮膚の感染症、ニキビや湿疹の緩和、炎症の抑制、傷回復促進など皮膚症状に幅広い効果をもたらすエキナセアは外耳炎の予防にも役立ちます。
ハーブティーやチンキ剤、サプリメントなどで利用するのもいいですし、ハーバルバスや浸出油、煎剤での湿布などもおすすめです。
《おすすめのハーブ》
エキナセア、カレンデュラ、コーンフラワー、エルダーフラワー、マロウブルーなど
まとめ
耳のかゆみや痛みは地味につらいもの…、ついついかいてしまって後悔している方も多いハズです⁉実際、耳の痛みで救急外来を受診したら、外耳炎だったケースも少なくないそうですよ!!
私も経験しているのでかいてしまう気持ちは分かりますが、悪化しては耳鼻科で診てもらうという悪循環は何とか断ち切りたいですよね!!基本的には必要以上に耳の掃除をしないが大切ですが、いざという時の対処法を知っていると安心ですよ!!
今回ご紹介した方法は、実際に私が普段からやっている対処法ですが、症状が悪化することもなくなりましたし、かゆみの緩和にも役立ちますので、ぜひ試してみてくださいね!!
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《注意点》
セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。
参考文献
https://www.y-jibika.jp/14779650132489
https://www.tokushima.med.or.jp/kenmin/doctorcolumn/hc/792-170
https://www.ohkawara-clinic.com/sp/column/mimi_souji.html
https://www.azumino-herb.jp/herblist/
https://www.tokushima.med.or.jp/kenmin/doctorcolumn/hc/792-170
https://www.vidro.gr.jp/memo/memo-2950/
https://moriya-jibi.com/blog/耳のかゆみ/
和田文緒著/アロマテラピーの教科書
朝日新聞出版/すべてがわかるアロマテラピー
ナチュラルハーモニー&サイエンス/エッセンシャルオイル家庭医学事典
苑田みほ著/ハーブティーブレンドレシピ260
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