ラベンダー:フローラル系

ラベンダー

ストーリー

昔から万能ハーブとして活用されてきたラベンダー。原産地はヨーロッパになっていますが、今では世界中で栽培されている人気のハーブです。20世紀初頭のフランスで実験中の化学者がやけどに塗ったところ、驚くほど回復が早かったことから研究が始まったと言われています。

効果効能


ラベンダーは精油の中でも鎮静作用が高く、感情のバランスをとってくれます。不安や緊張やストレスを和らげて穏やかな気分へと導いてくれるでしょう。特に、人目を気にして自分の感情を表現できないタイプの方におすすめの精油です。

抗不安、鎮静、安眠、抗うつ、頭脳明晰、感情のバランス


ラベンダーにはさまざまな効能が認められていますが、中でも優れているのが鎮痛作用!頭痛や肩こり、筋肉痛の緩和に役立ちます。また、抗菌や抗真菌作用により泌尿器、生殖器系、呼吸器系の感染症にも効果的です。

鎮痛、抗炎症、血圧降下、抗菌、抗真菌、抗ウイルス、抗感染、抗ヒスタミン、強壮、胆汁分泌、利尿、解毒、駆風(胃腸に溜まったガスを排出)、通経(月経を起こさせる)、血液促進、整腸、鎮痙(平滑筋の痙攣をしずめて痛みを和らげる)、心臓の強壮、呼吸器系の不調改善、抗腫瘍、抗リウマチ

肌と髪
細胞の成長を促進する働きや炎症を改善する作用があり、あらゆる皮膚トラブルに有効です!特に、日焼けややけどの回復を早めるのに役立ちます。

瘢痕形成(傷跡を消す)、抗炎症、皮脂分泌調整、デオドラント、組織再生、脱毛予防、髪の強壮

乳幼児に使用する場合は必ず薄めてから使いましょう!また、妊娠初期の使用は避けてください。高濃度で使用すると、覚醒して眠れなくなることがあります。

効果が期待できる症状

ニキビ、おむつかぶれ、足の痙攣、アレルギー、脱毛、消化不良、更年期障害、不安、喘息、関節炎、気管支炎、花粉症頭痛、単純ヘルペス、ヒステリー、虫刺され、リウマチ、湿疹・発疹・乾癬などの皮膚疾患、捻挫、ストレス熱中症、せき、熱、不眠、血圧低下、あざ、吹き出物、日焼けじんま疹便秘肩こり風邪、神経緊張、月経痛、冷え性、くま・くすみ、シミ・シワ、乾燥肌、体臭ダイエット、乗り物酔い、水虫、メタボ、帯状疱疹

使用方法

芳香浴
空気中に散布しましょう
※芳香浴の場合、厳密に何滴という決まりはありませんが、精油の量はお部屋の広さや密閉の度合い、空気の流れ、室温、湿度、使用する精油自体の香りの強さなどによって大きく変わってきます。それに、香りの強さの感じ方は個人差もありますし、その時の体調にも影響されます。基本的には6畳ほどの広さのお部屋で3〜6滴程度を目安にお使いください。また、香りが強過ぎると感じた場合は少なめに、弱いと思った場合は多めにと適宜加減しましょう。

塗布
基本的には年齢に合わせた濃度で希釈して塗布しますが、体の一部に塗布する場合は薄めずに使用することも可能です。足裏の反射区やツボ、患部に1、2滴塗ってみてください
※お肌の弱い方は希釈してから使いましょう

アロマバス
全身浴〜半身浴/1〜5滴
部分浴(足浴、手浴)/1〜3滴

美容
無香料シャンプー30mlにつき精油3滴を入れてシャンプーします
※1ヶ月以内に使い切るようにしてください

家事
精製水や無水エタノールと混ぜ合わせて消臭スプレーとして利用することができます
※濃度は最大4%程度に希釈してください

相性のいい精油

イランイラングレープフルーツゼラニウムティーツリーネロリペパーミントローズアブソリュートローズオットーローズマリー、カモミール・ジャーマン、カモミール・ローマン、クラリセージ、サイプレス、サンダルウッド、ジュニパーベリー、スイートマジョラム、フランキンセンス、ベチバー、ベルガモット、ミルラ、ユーカリ、レモン、レモングラス、ブラックペッパー
※太字は特に相性のいい精油になります

ケース別おすすめの活用法

不眠
ラベンダーの高い鎮静効果で不安を取り除いて安眠へと誘ってくれます。ディフューザーに精製水とラベンダーの精油1〜6滴入れて寝室を香らせましょう。また、ハンカチやタオルに精油を2、3滴垂らして枕元に置くのも手軽でいいと思います。就寝前のアロマバスを習慣にするのもいいかもしれません。

日焼け
ラベンダーはほてった肌を鎮静して皮膚ダメージを軽減してくれます。利用する際は120mlの精製水にラベンダーの精油を10滴程度加えて患部にスプレーするかコットンでパックをしてみてください。

やけど
ラベンダーにはやけどの治癒を促して皮膚の再生をサポートする働きがあります。冷やした患部に精油を1滴垂らしてから軽くなじませてみてください。やけどの痕が消えるまで1日2、3回塗ると効果的です。

目の疲れや充血
目もとの血行を促し、疲労物質の排出を助けます。まず、お湯をはった洗面器にラベンダーの精油を1、2滴垂らします。そこに薄手のタオルを浸して絞ったもので目もとを温湿布しましょう!なお、目が充血している時は冷湿布がおすすめです。

抵抗力UP
かぜなどの感染症予防や季節の変わり目など抵抗力が下がりやすい時期にディフューザーで部屋に拡散させましょう。

ニキビケア
ラベンダーの精油を綿棒に含ませてニキビができている部分に塗布します。刺激が強いので朝晩の1日2回程度に抑えてケアしましょう!ただ、敏感肌の方は低濃度で希釈したものから始めてみてください。ティーツリーとブレンドしても効果的です。


《注意点》

セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。

参考文献
和田文緒著/アロマテラピーの教科書
朝日新聞出版/すべてがわかるアロマテラピー
苑田みほ著/ハーブブレンドレシピ
朝日新聞出版/すべてがわかるアロマテラピー

コメント

タイトルとURLをコピーしました