Last Updated on 2023年9月30日 by SIZEN
ダニアレルギーってアトピー性皮膚炎とかアレルギー性鼻炎とか、気管支喘息とか…本当にいろんなアレルギー疾患の原因になるんですよね⁈スギ花粉のような季節性のものとは違って、1年中症状が現れるから発症するととても大変なですよね!!
実は、アレルギーって遺伝的にその体質を持っていても発症を予防することができるみたいですよ!この記事ではダニアレルギーについてだけでなく、アレルギーの発症予防やアレルギー体質を改善する方法についてもご紹介しています。ぜひ、日頃のアレルギー対策にお役立てください!!
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やっかいなダニアレルギー⁉
喘息やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などアレルギー疾患の7割もの原因を占めるダニ。
ダニの糞や死骸に含まれるアレルギー原因物質(アレルゲン)が体内に侵入することによってアレルギー症状が現れます。
やっかいなことに、ダニは繁殖力が強く、条件さえ揃えば爆発的に繁殖していく生物。
特に、高温多湿な6月〜8月は注意が必要です!ダニが一気に増えるため、アレルギー症状を訴える方も増えてくるそうです。
基本的に、完全に駆除することが難しいダニは増やさないようにすることが大事!
できる限りダニを駆除しながら、アレルギーのもととなる糞や死骸を除去していくほかないのです。
ところが、一言でダニ対策と言っても、並大抵のことではありません。
例えば、ダニの温床になりやすい布団のダニを退治したいのであれば、黒い布で布団を覆ってから日干しして、それからダニの死骸や糞を掃除機で取り除く必要があります。
それだけではありません。シーツや枕カバーなどの寝具は週に一度は洗濯して、清潔に保つ必要もあるんです。
また、ダニを繁殖させないためには寝室の環境を整えることも忘れてはいけません!!
エアコンや除湿器を使って寝室の湿度を下げておかないとダニはあっという間に増えてしまいます。
このように、ダニ対策は手間と時間がかかるものなのです。
とりあえず、今は便利なダニ対策グッズも充実しています。手を抜けるとこは抜いて効果的なダニ対策を続けていきましょう。
子どものうちからダニアレルギーを予防しよう!
基本的に、両親や兄弟にアレルギーがある場合、生まれてくる赤ちゃんもアレルギー体質である可能性が高いと言われています。
ただ、アレルギー体質を持っているからといって、必ずしも発症するわけではありません。
とにかく、アレルギーを発症させないためにはアレルゲンを近づけないこと!それから、幼少期からの適切なスキンケアも効果的です。
なお、子どものアレルギーは原因の多くがダニによるものなので、寝室や寝具の環境整備も怠ってはいけません。
大変だとは思いますが、掃除や洗濯を小まめなに行うなどしてダニが繁殖しにくい環境をキープしていくことが大切です!
なお、遺伝的にアレルギー要素のある子どもはアトピー性皮膚炎から食物アレルギー、気管支喘息といった感じで形を変えながらアレルギーが進行していくことがよくあります。
しかも、このようなアレルギーマーチは本人と家族の生活の質を大きく低下させるものなのであなどってはいけません。
ちなみに、我が家にもダニアレルギーの子どもがいますが、小さな頃から風邪を引きやすく、アレルギー症状が長引くためとても大変な思いをしてきました。
実は、アレルギー体質のある子どもはウイルスや細菌に対して弱い傾向があり、感染症にもかかりやすいそうです。
ただ、今までと違ってアレルギー体質はさまざまな治療により劇的な改善が可能になってきています。
たかがアレルギーと放置せず、根本的な改善を図ってアレルギーに振り回されない生活を手に入れましょう!
効果的なダニの除去方法についてはコチラ!
腸の健康にしてアレルギー体質を改善!
アレルギー体質を改善する上でもっとも重要なのが腸の健康!腸は人の体の中で最大の免疫器官、あらゆる防衛機能と連動しています。
中でも、アレルギーと深く関係しているのが短鎖脂肪酸です。短鎖脂肪酸とは腸内に生息するビフィズス菌など特定の腸内細菌が産出する物質。
普段から栄養素に紛れ込んだウイルスや細菌などの外敵をブロックしてくれています。
そして、特に重要なのがTレグ細胞という免疫反応を抑制する特殊な免疫細胞を増やす役割!
短鎖脂肪酸は免疫が過剰反応を起こしてアレルギーなどの慢性炎症疾患が悪化しないようにコントロールしてくれているんです!!
では、短鎖脂肪酸を増やすにはどうしたらいいのでしょうか⁈基本的に、短鎖脂肪酸は口から摂取しても小腸で吸収されて大腸までは届きません。
そこで、おすすめなのが腸活!善玉菌を増やすことで短鎖脂肪酸も増えてきます。
まずは、乳酸菌など善玉菌を増やす食材や食物繊維、オリゴ糖といった善玉菌のエサとなる食材を積極的に摂取しましょう。
それから、糖質を抑えた食事を心がけることも大切です。なお、腸の調子を整えるのにはウォーキングやヨガといった運動を取り入れるのも効果的!
できる範囲で取り入れていって、アレルギー体質を改善していきましょう!
我が家のダニ対策!
実は、私たち夫婦にはダニアレルギーがあるため、子供には幼い頃からいろいろな方法でアレルギー予防をしてきました。
しかし、そんな努力も実らず、乳幼児の時期からさまざまなアレルギー症状に悩まされてきたんです。
しかも、アレルギーのせいで感染症にもかかりやすかったため、毎月のように病院のお世話になる始末。
息つく暇もないほどアレルギー対策に明け暮れていました。
ちなみに、我が家で行っていたダニ対策は、こまめな掃除と肌の保湿、ダニ捕りロボの設置、空気清浄機をリビングと寝室に置くこと!
そして、その時々に必要な薬を服用することです。これでアレルギー症状はだいぶ治まりました。
ただ、自宅でどれだけ完璧にアレルギー対策をしたところで、自宅以外でダニアレルゲンを吸入してしまったら意味がありません。
そこで、数年前から減感作療法(舌下免疫療法)も始めています。
これについては他にも理由があって、薬に頼る生活が嫌だったこと、年齢を重ねても変わらず感染症にかかりやすかったことが大きかったと思います。
舌下免疫治療をしてからの変化については別記事で紹介しておりますので、気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね!
なお、基本的なアレルギー対策は発症予防だけでなく症状緩和やアレルギーマーチの予防にも繋がります。
生活習慣や食生活を正しながら、アレルギーを悪化させるストレスや疲れを溜め込まないように工夫してアレルギーをコントロールしていきましょう!!
減感作療法についてはコチラ!!
まとめ
ダニアレルギーはアトピー性皮膚炎など日常生活を損なう恐れのある疾患の原因にもなるやっかいなもの!!お子さんがいるご家庭ではできる限りダニに触れない環境作りをしながら健康な肌をキープして、アレルギーの発症を予防していくことが大切ですよ!!
それから、アレルギー症状をお持ちの方におすすめなのが腸の健康を保つこと!!日本でアレルギー疾患を患う方が増えてきているのには腸内環境が大きく影響しているとも言われてますからね!可能な限りアレルゲンを除去しながら、腸内環境も整えていきましょう!!
ちなみに、10月は夏の間に増殖したダニの死骸やフンによるアレルゲンが増加する時期!!アレルギー性鼻炎やぜんそくなどが悪化しやすくなります!!ダニアレルギーがある人は衣替えをする際にダニの忌避効果がある精油を洗剤に混ぜて洗濯してから使ったり、カーペットや寝具に精油で作ったダニ避けスプレーを吹きかけたりするなどしてしっかり対策してくださいね!!
ダニ避けスプレー
(材料)
精製水45ml
無水エタノール5ml
お好みの精油20~50滴
ダニに効果的な精油:レモン、レモングラス、レモンユーカリ、シトロネラ、メリッサ、ローズウッド、純正ラベンダー、ティートゥリー、ペパーミント、イランイラン、ゼラニウム、ユズ
(作り方)
①スプレー容器に無水エタノールを入れ、そこにお好みの精油を加えて混ぜ合わせます
②①に精製水を入れて、よく振って混ぜ合わせたら完成です!!
※肌に直接スプレーしないようご注意ください、また、寝具やカーペットなどにスプレーする場合は、よく乾かしてから使用しましょう!!
参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrm/63/6/63_910/_pdf
https://www.kamimutsukawa.com/blog2/allergies/603/
https://bio-three.jp/contents/cont02.html
https://www.asahi.com/relife/article/14375420
https://www.tsuchiura-east-clinic.jp/792.html#003
https://hospital.ompu.ac.jp/dept_list/d19/syouni_team.html
https://hospital.ompu.ac.jp/dept_list/d19/syouni_team.html
https://shizen-hatch.net/2021/03/02/allergic_disease/
https://miura-medical.clinic/blog/archives/296/
https://www.raycop.co.jp/life/doctor/2022/
https://www.earth.jp/danny/symptom/2/
https://nishishinjuku-k-cl.jp/アレルギー疾患発症予防について
https://woodylabo.com/blog/?p=974#toc3
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