Last Updated on 2024年3月2日 by SIZEN
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ハーブについて
レモンバーベナはラテン語の「神聖な植物」を意味するVerbena(バーベナ)を由来とします。その名の通り、宗教儀式など神聖な場で使われていたようです。なお、その歴史は17世紀にさかのぼり、インカ帝国がスペインによって滅ぼされる際にヨーロッパに伝えられました。ただ、レモンバーベナはそれ以前も原産地の南米で薬草として使っていた可能性があります。現に、古代ペルー人はお茶として常備していたようです。18世紀になるとイギリスの庭園で栽培されるようになり、食事の際に手を洗うフィンガーボールの香り付けに使われるなど香料として使われます。日本にはコレラが流行した明治初期に渡来し、コレラ予防として販売されました。
効果効能
消化促進、神経強壮、健胃、鎮静、抗炎症、鎮痛、抗菌、発汗
※長期に渡る多量飲用で胃を痛める恐れがあります。
効果が期待できる症状
症状別対処法
・不安や神経疲労、緊張、軽度の抑うつ、ストレス
ハーブティー、チンキ、サプリメント、ハーバルバス
・不眠
ハーブティー、チンキ、サプリメント、ハーバルバス
・消化不良や食べすぎ
ハーブティー、チンキ、サプリメント
・偏頭痛
ハーブティー、チンキ
・風邪の発熱や気管支炎、咽頭炎
ハーブティー、チンキ、ハーバルスチーム
・ニキビ
ハーブティー、チンキ、ハーバル化粧水、ハーバルバス、温湿布(腫れてるときは冷湿布)
おすすめブレンド例
・不安や神経疲労、緊張、軽度の抑うつ、ストレス
レモンバーベナ+オレンジフラワー+リンデンフラワー
・不眠
レモンバーベナ+レモンバーム+パッションフラワー+ホップ+バレリアン
・消化不良や食べ過ぎ
レモンバーベナ+レモングラス+レモンマートル+ジンジャー
・偏頭痛
レモンバーベナ+ペパーミント+バジル
・風邪の発熱や気管支炎、咽頭炎
レモンバーベナ+レモンバーム+タイム+ローズヒップ+ペパーミント
・ニキビ
レモンバーベナ+ローズヒップ+エルダーフラワー+ジャーマンカモミール
ハーブの詳しい活用法についてはコチラ
《注意点》
セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。
参考文献
苑田みほ著/ハーブティーブレンドレシピ260
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