Last Updated on 2024年11月14日 by SIZEN
「車に乗るたび車酔いするから、お出かけするのが憂鬱なのよね…。」私も車酔いする方だったので、あの不快な症状のつらさはよく分かります。車酔いだったら降りて気分転換すればよくなったりしますけど、途中で降りることができない飛行機とか船とか、遊園地のアトラクションとかも困りますよね⁉それに、酷いと日常生活にも支障をきたすことがあるのでやっかい…。
実は、乗り物酔いって脳の発達とも関係しているので、小脳と三半規管が発達する4歳くらいから酔いを訴える子どもが増えるみたいですよ!ただ、大人でも体質やその日の体調で車酔いすることがあるので気を付けましょうね!この記事では車酔いの不快な症状の予防法と緩和方法について紹介しています。自分にピッタリの対処法が見つかりますように!!
なお、このブログでは症状別におすすめの精油やハーブも紹介しています。精油やハーブにはそれぞれのページに飛ぶリンクが貼ってありますのでチェックしてみてくださいね!精油やハーブの使い方が分かりやすく紹介してありますので、ぜひ日々の健康維持にご活用くださいね!!
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車酔いはしやすいタイプの人がいる⁈
一般的に、車酔いは子どもに起こりやすいイメージがありますが、大人にも車酔いしやすいタイプの人がいます。
例えば、アレルギーがある人は車酔いしやすい傾向にあるとのこと!
アレルゲンが体内に入ったときに放出されるヒスタミンによって脳の嘔吐中枢が刺激されて吐き気をもよおすのです。
それから、脳や消化器をめぐる血流が少なくなりがちな低血圧の方や便秘や下痢など腸の調子を崩しがちな方も乗り物酔いしやすいそうです。
しかも、精神的なストレスがある方など乗り物酔いは体質だけでなくその日の体調も影響します。
ちなみに、子どもにも乗り物酔いしやすいタイプとしにくいタイプがあるのだとか⁈
脳の情報処理能力やアレルギーなど個々の持つ体質によって車酔いしやすいかがはっきりしてきます。
一般的には4歳〜12歳が乗り物酔いしやすい年齢だそうです。
なお、頻繁に乗り物酔いして嘔吐する場合や20歳を過ぎても酔いやすい場合は要注意!
メニエール病や突発性難聴など内耳の機能障害や脳動脈硬化や脳出血など脳の損失が潜んでいる可能性があります。
急に、乗り物酔いをする頻度や症状の重さが突然変わったときは、念のため医療機関で検査を受けるようにしてくださいね。
※交感神経と副交感神経のバランスが崩れている起立性調節障害の方も乗り物酔いしやすいと言われています。
乗り物酔いを未然に防ごう!
まず初めに、乗り物酔いしやすい方に意識して欲しいのが体調管理!
先ほども触れた通り、睡眠不足や疲れなど体調が悪いときはなおさら酔いやすくなります。
車で出かける前は十分に睡眠をとるなどして体調を整えておきましょう。
また、酔ったらどうしよう…という不安感から車酔いすることもあります。
難しいかもしれませんが、大丈夫と自分に暗示をかけて緊張をほぐすことも大切です。
中には、酔って吐くのが怖いからといった理由で空腹のまま乗車する人がいますが、空腹だと酔いやすくなるので要注意!
過度な食事は避け、消化にいいものを食べて適度にお腹が満たされた状態で乗るようにしてください。
ただ、いくら万全の体制で臨んでも車酔いするときはあると思います。
そんなときは窓を開けて遠くの景色を見たり、可能であれば車から降りて深呼吸したりして気分転換を図りましょう。
なお、何をしてもあまり効果が感じられない場合は薬を服用するのもひとつの方法です。
漢方の五苓散なんかも車に乗る30分前から服用すると効果的だと言われていますよね。
自己暗示ではありませんが、お守り的な感じで自分なりの対策を見つけておくと安心ですね。
・ミントガムを噛む
・揺れが少なく、車の動きが分かる位置に座る
・締め付ける服装は避ける
・十分な睡眠をとる
・満腹や空腹の状態では乗らない
・乗車中は窓を開けて遠くの景色を見る
・本やスマホを見ないようにする
・楽な姿勢でリラックスする
・乗車中は頭をグラグラ揺らさない
・酔い止めを30分前に服用する
・炭酸水を飲む
・サングラスをかける
・チョコレートを食べる
・アメを食べる
・梅干しを食べる
・合谷(ごうこく)というツボを押す
車酔いに効果的な精油
車酔いは振動により内耳にある平衡感覚を司る三半規管が刺激されて起こるもの。
目による情報と三半規管にズレが生じて自律神経が乱れて吐き気や頭痛なでの症状が現れるのです。
精油でケアする際は自律神経を整えて、症状を和らげる作用のあるものを選びましょう。
ハンカチやティッシュに1滴垂らして乗車前や乗車中に嗅ぐようにします。
市販の芳香剤にも精油を使ったものがあるので試してみてくださいね。
また、キャリアオイルで希釈したもので耳の後ろからフェイスラインにそってマッサージするのもおすすめです。
《おすすめの精油》
ペパーミント、スペアミント、ラベンダー、レモン、ローズマリー・ベルベノン、ジンジャー、ゼラニウム、ウィンターグリーン、バジル、メリッサ、サンダルウッド、スイートマジョラムなど
《子どもにおすすめの精油》
カモミール・ローマン、プチグレン、ラベンダー、マンダリンなど
今回は清涼感のあるペパーミントを使った酔い止めスプレーを紹介したいと思います。ハンカチとかティッシュにシュシュっとして香ってもいいですし、車のニオイ消しに使ってもいいですよ!!
-酔い止めスプレーの作り方-
(材料)
・無水エタノール5ml
・精製水25ml
・ペパーミント3滴
・レモン3滴
(作り方)
1、スプレー容器に無水エタノールを入れます。
2、各種精油を加えて混ぜ合わせます。
3、最後に精製水を加えてよく降って混ぜ合わせましょう。
(注意事項)
・希釈濃度は1%になっていますが、レモンには光毒性があるので日中使用する際は肌にスプレーしないように気をつけてください。
・レモン精油にはうっすら黄色い色がついていることが多いので、色が目立つものには直接吹きかけないように注意してください。
・保存期間は約2週間程度になります。スプレーボトルに作成日を書いたラベルを貼っておくと便利です。
・その都度よく降って混ぜ合わせてから使いましょう。
・火気付近での使用、保存は避けてください。
車酔いに効果的なハーブ
ハーブは精油とは違いダイレクトに消化器系に働きかけてくれるものがおすすめです。
例えば、ペパーミントやジンジャーなどのハーブティーを車に乗る前やドライブ中に飲むと胃の不快感が和らぐという声をよく聞きます。
また、ラベンダーのサシェを車内に置くのも効果的!車特有のこもった匂いによる車酔いを予防できるかもしれません。
お守り的な感じでドライブのお供に持って行ってみてくださいね。
《おすすめのハーブ》
ペパーミント、スペアミント、ジンジャー、ラベンダーなど
まとめ
車酔いの対処法っていろいろあるんですね!!うちの子はミントの葉を数枚お守りのように携帯して香りを嗅いでます。最近はジンジャーのサプリメントを飲んでいるせいか気にならなくなったようです!
どうやら、ジンジャーの持つ吐き気を抑える作用がよかったようですね!!普段から体調を整えておくことも大切ですが、自分なりの対処法を見つけておくと苦手意識もなくなるので安心ですよ!ぜひ、いろいろ試してみてくださいね!!
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《注意点》
セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。
参考文献
http://www.yamaguchi-kanpou.com/pdf/vol11.pdf
https://tsudashonika.com/disease-cat/other/motionsickness/
https://www.goo-net.com/magazine/knowhow/drive/38879/?amp=1
https://www.yabejibika.com/teacol/t1608.html
https://www.taisho-kenko.com/disease/220/#03
https://www.taisho-kenko.com/disease/220/
https://brand.taisho.co.jp/semper/trivia/006/
https://www.ssp.co.jp/aneron/cause/type.html
https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde923.html
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