まずは知ることから!起立性調節障害(OD)は早期治療が大切です!!

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「うちの子が最近朝起きれないのよね…、なんだか体もきつそうだし無理やり行かせるのもかわいそうで…。」もし、思春期のお子さんにこのような症状がみられる場合、起立性調節障害の可能性もあるので追い詰めるようなことはしないでくださいね!!

まずは病院を受診することが一番ですが、起立性調節障害の場合決定的な治療法がないので地道に向き合っていくしかありません。そこで、この記事では起立性調節障害の改善方法について紹介しています!!

サポートする側も大変かもしれませんが、思春期に起こる起立性調節障害の地道に生活習慣を整えていくことで治っていくものです!!焦らずゆっくり向き合っていきましょう!!

起立性調節障害は身近な疾患です!!

「朝いつもの時間に起きて登校する」普段当たり前のようにやっていたことがある日突然できなくなることがあります。

これは起立性調節障害と呼ばれる疾患によるものかもしれません。起立性調節障害とは自律神経系の異常により循環器系の調節がうまくいかなくなる病気です。

主な症状には朝起きられない、めまい、動悸、倦怠感などがあり、思春期(10歳〜16歳)の約1割の子どもがかかると言われています。


一般的に、症状は午前中に強く現れやすく、午後になると軽快したり、症状がなくなったりすることもあります。

また、日によって調子がいい日もあれば、悪い日もあるんです。

そのため、傍から見ると怠けているとか心ない言葉を浴びせられたり、弱々しく見られたりすることも多く、周囲の目が本人にとって苦痛に感じることもしょっちゅうです。

また、症状が重い人だと不登校や引きこもりを起こすこともあり、通常の生活に戻すことが難しいという問題もあります。


実際、不登校になっている子どもの3〜4割が起立性調節障害だとも言われているんです。

世間的には、まだまだ知られていない疾患ですが、たくさんの子ども達がこの病気でつらい思いをしていることを知って欲しいと思います。

もしかしたら、自分の子どもがかかるかもしれませんし、言わないだけで近くにこの病気で苦しんでいる子どもがいるかもしれません。

1人でも多くの子供が救われるように、たくさんの人がこの病気のことを知り、理解を深めていってほしいと思います。

起立性調節障害になりやすいタイプ

実は、起立性調節障害は真面目で優等生、気を遣うタイプほどなりやすいと言われています。

このようなタイプの人はストレスを溜め込みやすいため、自律神経の調整にも不具合が起こりやすいというわけです。

ここで重要になるのが、起立性調節障害が自律神経の調節の乱れによって起こるということ
…。

ただでさえ、自律神経はストレス、季節や気温の変化、生活リズムの乱れなどさまざまな要因により乱れやすいものです。

そこに心身の急激な変化や閉鎖された学校という空間の中でのストレスなど常時心身にストレスがかかるわけですから、このような病気に見舞われても何ら不思議ではないのです。

一応、起立性調節障害に見られる症状は思春期に現れやすい症状でもあるため、病気によるものか判断に迷うこともあるでしょう!

基本的には、思い当たる症状があり、朝起きられないなど日常生活が損なわれる場合には適切な治療やアドバイスを受けた方がいいと思います。

というのも、起立性調節障害は早期発見、早期治療で重症化や慢性化するのを予防することができるからです。


ちなみに、起立性調節障害には遺伝も関係しているようで、起立性調節障害の約半数に遺伝的傾向が認められています。


特に、母方からの遺伝が大きいようなので、もし母親の思春期に似たような症状があった場合は注意した方がいいかもしれませんね…。

起立性調節障害の症状を改善するために!!

起立性調節障害を改善する上で生活習慣の改善はとても大切です。

例えば、朝起きるのが難しくても、本人が無理なく起きられる時間を決めて毎日その時間に起きるようにすること!

また、起き上がる時は急に立ち上がらず、うつむきながらゆっくり立ち上がり、最後に頭をあげるなど…。

このようなアプローチがうまくいけば症状のコントロールが可能になり、投薬などの治療が必要ない状態にまで回復します。

それから、生活習慣の改善と同じくらい重要なのが環境を整えてあげること!

学校や家庭、医療機関と連携をとって本人が安心して過ごせる環境を作ってあげることが早期改善への近道になります。


逆に、親が理解を示さない、教師の不適切な対応などは症状を悪化させる恐れもあるので注意が必要です。

基本的に、起立性調節障害は軽症であれば数ヶ月以内に、中等症以上でも適切な対応で9割程度は改善します。


身近にいる人は焦りや心配から不安になることもあるでしょう。

ただ、亀の歩みでも少しずつ良くなっていきますので、焦らずできることから始めていってください。

水分と塩分の摂取
起立性調節障害の子どもは血液が足りていないため、血液量を増やしてあげることが大切です。目安としては、1日2Lの水分(食事を除く)と食事を通して10〜12gの塩分を摂取するのがよいと言われています。

適度な運動
運動不足は自律神経の乱れを引き起こす要因になります。それに、症状の辛さから体を休めてばかりいると、筋力が低下したり自律神経の乱れが酷くなったりして悪循環に陥ってしまいます。症状改善にも繋がりますので、少しずつでも運動をするように心がけましょう。1日の運動時間は15分〜30分程度で、ウォーキングやラジオ体操くらいの軽めの運動がおすすめです。

日中寝転がらない
自律神経系は人間が活動しやすいように機能しています。そのため、日中寝転がってばかりいると、その姿勢に合うように体を調節してしまうのです。そうならないためにも、日中はできる限り体を横にしないようにすることが大切です。立ち上がるのが難しい時や辛くて横になりたい時などは、心臓よりも頭が高い位置にくるように上半身を起こした姿勢で体を休めてくださいね。

ストレス管理
起立性調節障害は自律神経系の病気なので、ストレスによる影響は大きく、ストレスによって症状の悪化を招く恐れがあります。ただでさえ、ストレスを感じやすい状況下にあるわけですから、少しでもストレスが軽減できるようにすることが大切です。大変だとは思いますが、できる限り子どもの気持ちに寄り添ってあげてくださいね。

体の疲れ、ストレスの軽減、睡眠からアプローチしたい方はコチラも参照ください!

画期的な治療法!

起立性調節障害をはじめとするさまざまな疾患を独自の治療法で回復へと導いている藤川徳美先生をご存知でしょうか?

藤川先生の治療法は藤川メソッドとも呼ばれ、「うつ消しごはん」や「すべての不調は自分で治せる」などご自身の著書の中でも紹介されています。

なお、藤川メソッドとは栄養療法(オーソモレキュラー栄養療法)で細胞の働きを向上させることにより病気を治す治療法です。


具体的には、起立性調節障害を発症する子どもに不足しているタンパク質や鉄分などを普段の食事やサプリメントなどで補っていきます。

例えば、ある患者さんには朝の起床困難に加えて不眠や頭痛、イライラなどの症状がありました。

そこで、血液検査の結果から食事指導に加えて、プロテイン、鉄、ビタミンBとC、ナイアシンアミドの摂取が勧められたそうです。症状は徐々に落ち着き、今では以前の生活を取り戻されています。


ただ、栄養療法は個々の体質や症状に合わせて薬物療法も平行して行うこともあり、人によっては改善までに時間がかかることもあります。

また、今の栄養状態を調べずに個人の判断で行うと栄養過多になる恐れもあります。

藤川メソッドに興味がある方は、栄養療法を取り入れている医療機関で一度相談してみるといいかもしれません。

ちなみに、藤川先生の著書やブログでも具体的な治療法について紹介されていますので、興味のある方はチェックしてみて下さいね!!

起立性調節障害の症状緩和に役立つ精油

起立性調節障害の諸症状を緩和する上でおさえておきたいのが自律神経系の乱れです。

精油の中には自律神経調節作用を持つものもありますので、日常的なケアに役立ちます。

また、脳の酸欠状態を予防するケアも取り入れておきたいので、脳の血流を増やすαピネンを含む精油もおすすめです。


さらに、頭痛や腹痛、食欲不振などさまざまな症状に適した精油を用いるといいでしょう。

使い方は芳香浴やマッサージ、気になる部分に塗布するなどの方法を症状にあわせて使い分けるといいでしょう。

《自律神経調節作用をもつ精油》
バジル、サイプレス、プチグレン、フランキンセンス、ローズマリー、ローマンカモミール、ヘリクリサムなど

《脳の血流を増やす作用をもつ精油》
ジンジャー、サイプレス、ローズマリー、ヒノキ、カモミールローマン、ラベンダー、レモングラス、オレンジスイートなど

アロマは、フレーバーライフ【フレーバーライフ】

起立性調節障害の症状緩和に役立つハーブ

ハーブで症状を和らげる時も自律神経のバランスに働きかけることが大切です。

また、起立性調節障害にはめまい、立ちくらみなど血流の悪さからくる症状も多いため、血流促進作用のあるハーブもおすすめです。

なお、頭痛や腹痛など他の症状も気になる場合、それぞれの症状にあったハーブも加えてみてくださいね。より効果が感じやすいと思います。

利用方法としては、ハーブティーやチンキ剤、ハーバルバスなどが効果的です。お気に入りの香りのハーブティーを習慣にするなどして日々のケアに取り入れてみてくださいね。

《おすすめのハーブ》
カモミールジャーマン、レモングラス、ラベンダー、ローズマリー、サフラワー、タイム、セージ、ペパーミント、アイブライト、リンデンフラワー、アンジェリカなど

ハーブ専門店「enherb(エンハーブ)」
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まとめ

起立性調節障害は体の病気なので本人の気合でどうにかなるものではありません!!サポートする側も大変だとは思いますが、ゆったりとした気持ちで支えてあげることが大切ですよ!!

基本的には、地道に生活習慣を整えてくほかないので、運動や食事などできることから取り組んでいきましょう!!もし、なかなか改善が見られない場合は今回紹介した栄養療法もおすすめです!!

最近では大人でも起立性調節障害を患う人が増えてきているそうです。ストレス社会にいきているからこそ、生活リズムを整えるなど自己管理に気を付けながら予防していくことが大切です。


《注意点》

セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。

参考文献
https://www.jschild.med-all.net/Contents/private/cx3child/2005/006402/031/0308-0315.pdf
https://www.saiseikai.or.jp/medical/column/od/
https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/374/
https://kokoro.mhlw.go.jp/over/869/
https://www.jisinsin.jp/general/detail/detail_01/
https://www.orthomolecular.jp/nutrition/niacin/
https://ameblo.jp/kotetsutokumi/entry-12697654127.html
https://kenko.sawai.co.jp/healthy/201405.html
https://www.jiritsu-shinkei.jp/category/2011176.html
https://kaihin-clinic.com/2013
https://ameblo.jp/kotetsutokumi/theme4-10107607575.html
https://www.odpaj.com/2017/05/15/%E6%97%A9%E6%9C%9F%E7%99%BA%E8%A6%8B-%E6%97%A9%E6%9C%9F%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/
http://www.myojin-kan.jp/children/
https://www.gdmclinic.com/blog/post-3325/
http://www.watanabe-cli.net/wadai75.html
和田文緒著/アロマテラピーの教科書
朝日新聞出版/すべてがわかるアロマテラピー
苑田みほ著/ハーブブレンドレシピ
エッセンシャルオイル家庭医学事典

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