ジンジャー:スパイス系

ジンジャー

Last Updated on 2024年2月19日 by SIZEN

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ストーリー

ジンジャーは東南アジアを原産とし、昔から世界中でスパイスや生薬として利用されてきました。ジンジャーと呼ばれるようになったのはインドのジンギ地方でお茶として飲用されていたことから。食欲や医療に幅広く使われてきた歴史があります。1世紀ごろにはギリシャの医師ディオスコリデスがジンジャーの消化促進作用を称賛していますし、かの有名な孔子も「論語」の中で毎日少量の生姜を摂るよう説いています。精油は根から抽出されますが、ピリッとしたスパイシーな香りが心身ともに活力を与えてくれます。

効果効能


スパイシーな香りが感覚を刺激して頭をスッキリさせてくれるので、集中力や記憶力を高めたいときに役立ちます。精神的に疲れたときにはスパイシー中香りが明るく元気にしてくれます。

抗うつ、刺激、頭脳明晰化、強心


消化促進して胃腸の働きを整えるため、食欲不振や消化不良、腹部ガス、便秘や下痢など消化器系の不調を改善するのに役立ちます。また、血行促進や加温などの作用により冷えによる不調にも効果的です。免疫力を高める働きもあり、のどの痛みや鼻水といった症状を抑えてくれるので、風邪予防や風邪の引き始めにもおすすめの精油になります。

鎮痛、抗カタル(鼻や咽頭などで過剰になった鼻水や痰といった粘膜を溶解し排出させる作用)、加温、刺激、消化促進、食欲増進、駆風、去たん、発汗、コレステロール低下、抗炎症、免疫賦活、肝機能改善、抗アレルギー

肌 
血行を促進して体を温める作用から新陳代謝がよくなるため、肌のくすみ改善に効果的です。また、打ち身やただれなどの傷の治りをよくするのにも役立ちます。

殺菌、防腐、抗酸化、消臭

妊娠初期は使用を避けましょう。高濃度で使用すると皮膚刺激があるので、敏感肌の方は注意が必要です。また、繰り返し使用することで極度のアレルギー反応が起こることがあります。使用後れ3〜6時間は直射日光を避け、濃度に気を付けてご使用ください。

効果が期待できる症状

食欲不振、消化不良、下痢便秘腰痛肩こりむくみ、吐き気、二日酔い、風邪疲労関節炎、インフルエンザ、リウマチ副鼻腔炎のどの痛み冷え性ストレス、不安、更年期障害筋肉痛ダイエット

使用方法

芳香浴
空気中に散布しましょう。
芳香浴の場合、厳密に何滴という決まりはありませんが、精油の量はお部屋の広さや密閉の度合い、空気の流れ、室温、湿度、使用する精油自体の香りの強さなどによって大きく変わってきます。それに、香りの強さの感じ方は個人差もありますし、その時の体調にも影響されます。基本的には6畳ほどの広さのお部屋で3〜6滴程度を目安にお使いください。また、香りが強過ぎると感じた場合は少なめに、弱いと思った場合は多めにと適宜加減しましょう。

塗布
キャリアオイルで適切な濃度に希釈してから使用してください。反射区やツボ、患部と気になる部分に塗ります。

アロマバス
全身浴~半身浴1〜5滴
部分浴(足浴、手浴)1〜3滴
乳化剤やキャリアオイルで希釈してからお湯に加えると肌あたりが優しくなります。皮膚刺激が強いため、1、2滴程度と低濃度で使用しましょう。

美容
無香料・無香料にシャンプーに加えて使うと抜け毛に効果的です。
美容目的に使用する場合はCO2抽出物ではなく、水蒸気蒸留法で抽出されたものを使いましょう。なお、シャンプーに利用する際は50mlに対して2、3滴程度を目安に加えてください。

相性のいい精油

ケース別おすすめ活用法

風邪の症状緩和
せきや鼻づまり、熱など風邪による症状がつらいときに室内にディフューザーで拡散すると効果的です。アロマスプレーを準備していると寝室や車内など場所を選ばず使えるので便利です。
-アロマスプレーの作り方-
(材料)
・無水エタノール5ml
・精製水25ml
・ジンジャー2滴
・サイプレス5滴
・シダーウッド3滴
・ユーカリ・ラジアータ2滴
(作り方)
1、スプレー容器に無水エタノールを入れます。
2、各種精油を加えて混ぜ合わせます。 
3、最後に精製水を加えてよく振って混ぜ合わせましょう。
(注意事項)
・濃度が高いため肌には使用しないでください。
・保存期間は約2週間程度になります。スプレーボトルに作成日を書いたラベルを貼っておくと便利です。
・その都度よく振って混ぜ合わせてから使いましょう。
・火気付近での使用、保存は避けてください。

集中力や記憶力UP
集中力や記憶力を高めたいときにはティッシュにジンジャーの精油を1滴垂らして香りを嗅ぎましょう。

乗り物酔い
ティッシュに精油を垂らして車内で使用してもいいですし、車酔い対策にスプレーを作っておくと安心です。
-アロマスプレーの作り方-
(材料)
無水エタノール5ml
精製水25ml
ジンジャー2滴
レモン4滴
(作り方)
1、スプレー容器に無水エタノールを入れます。
2、各種精油を加えて混ぜ合わせます。 
3、最後に精製水を加えてよく振って混ぜ合わせましょう。
(注意事項)
・希釈濃度は1%未満になっていますが、レモンには光毒性があるので日中使用する際は肌にスプレーしないように気をつけてください。
・衣類や家具などに付着するとシミになることがあります。白いカーテンなど色が目立つものには直接吹きかけないように注意してください。
・保存期間は約2週間程度になります。スプレーボトルに作成日を書いたラベルを貼っておくと便利です。
・その都度よく振って混ぜ合わせてから使いましょう。
・火気付近での使用、保存は避けてください。

むくみや冷え性
むくみや冷えが気になるときはマッサージオイルで気になる部分をゆっくりマッサージしましょう。お風呂上がりにマッサージするのがおすすめです。
-マッサージオイルの作り方-
(材料) 
・キャリアオイル(スイートアーモンドオイルやマカダミアナッツオイル)30ml
・ジンジャー3滴
・ラベンダー1滴
・ローズマリー2滴
(作り方) 
キャリアオイルに各種精油を加えて混ぜ合わせたら完成です。
(注意事項)
・ジンジャーの精油は高濃度で使用すると皮膚刺激を起こすことがあるので、様子を見ながら全体量の0.5%以下の濃度で使用してください。肌が敏感な方はパッチテストを行ってからご使用ください。
・作成したマッサージオイルは容器に入れて密閉し、冷暗所で保存しましょう。
・容器に作成日を書いたラベルを貼っておき、1ヶ月を目安に使い切ってください。

肩こりや腰痛
肩こりや腰痛など痛みが気になる部分をマッサージして乳酸や疲労物質の排出を促しましょう。
-マッサージオイルの作り方-
(材料)
・キャリアオイル(グループシートオイルやホホバオイル)30ml
・ジンジャー2滴
・スイートオレンジ2滴
・マジョラムスイート2滴
(作り方)
キャリアオイルに各種精油を加えて混ぜ合わせたら完成です。
(注意事項)
・ジンジャーの精油は高濃度で使用すると皮膚刺激を起こすことがあるので、様子を見ながら全体量の0.5%以下の濃度で使用してください。肌が敏感な方はパッチテストを行ってからご使用ください。
・作成したマッサージオイルは容器に入れて密閉し、冷暗所で保存しましょう。
・容器に作成日を書いたラベルを貼っておき、1ヶ月を目安に使い切ってください。


《注意点》

セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。

参考文献
和田文緒著/アロマテラピーの教科書
朝日新聞出版/すべてがわかるアロマテラピー
ナチュラルハーモニー&サイエンス/エッセンシャルオイル家庭医学事典

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