ハーブ:ホーステール

ホーステール

Last Updated on 2024年4月7日 by SIZEN

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ハーブについて

ホーステールとは日本でも馴染み深いツクシのこと。形が馬の尻尾に似ていることからこう呼ばれるようになりました。ヨーロッパでは古くからつくしが成長して地上に伸びた部分をホーステールと呼びハーブとして利用してきたようです。17世紀には英国のハーバリストであるニコラス・カルペパーがホーステールの圧搾液や浸出液を止血するために用いています。また、結石や尿石症、膀胱炎による排尿痛の緩和にも活用していたようです。インドの伝統医学アーユルヴェーダでも前立腺肥大や失禁、夜尿症の改善目的で利用しています。日本ではスギナのほかにトクサと呼ばれますが、これは古くから茎を煮て乾燥させたものを金属などの研磨に用いたことに由来します。なお、統合医療を推進するドイツでは膀胱炎や尿道炎など泌尿器系の感染症や骨折や関節炎、捻挫などの外用にも用いられています。「ミネラルの宝庫」と呼ばれるほどケイ素などのミネラルが豊富なこともあり、美容や健康と幅広い用途に用いられるハーブです。

効果効能

収れん(肌を引き締める作用)、利尿(余分な水分や老廃物の排出を促す)、癒傷、止血、抗炎症、強壮

心臓や肝臓に病気を持つ方は使用することができません。また、スギナ・ツクシにアレルギーのある方、ニコチンに過敏症がある方も使用することができません。妊娠中や授乳中、お子様への使用も避けましょう。大量摂取・長期に渡る継続利用は避け、体調に異常を感じた場合にはただちに使用を中断してください。

効果が期待できる症状

骨粗しょう症、湿疹、ニキビイライラ不眠自律神経の乱れストレス関節疾患・リウマチ予防、泌尿器系トラブル(膀胱炎・尿道炎・良性の前立腺肥大・尿失禁など)、アンチエイジング、髪や爪の強化、むくみ・セルライト対策、生活習慣病予防

症状別対処法

骨粗しょう症
ハーブティー、チンキ、サプリメント

湿疹やニキビ
ハーブティー、チンキ、ハーバル化粧水、湿布
湿布は状態に合わせて冷湿布と温湿布を使い分けてください。

精神的不調
ハーブティー、チンキ、サプリメント

関節炎やリウマチ予防
ハーブティー、チンキ、サプリメント、湿布
湿布は熱をもって腫れているときは冷やし、こわばりが強く痛い時は温めましょう。

泌尿器系の不調
ハーブティー、チンキ、サプリメント

エイジングケア
ハーブティー、チンキ、ゴマージュ、冷浸油

髪や爪の強化
ハーブティー、チンキ、ハーバルバス、ゴマージュ、冷浸油

むくみ・セルライト対策
ハーブティー、チンキ、サプリメント、ハーバルバス、冷浸油

生活習慣病予防
ハーブティー、チンキ、サプリメント

おすすめブレンド例

骨粗しょう症
ホーステール +ネトル+松葉茶

湿疹やニキビ
ホーステール +エキナセア+ジャーマンカモミール+ネトル

精神的不調
ホーステール +レモンバーム+ラベンダー+ローズマリー

関節炎やリウマチ予防
ホーステール +エルダーフラワー+ヒース+エキナセア

泌尿器系の不調
ホーステール +エキナセア+ワイルドストロベリー+ジュニパーベリー+ヤロウ

エイジングケア
ホーステール +ローズヒップ+ジャーマンカモミール+ヒース+ネトル

髪や爪の強化
ホーステール +カモミール+ネトル+カレンデュラ+ローズヒップ+ローズマリー

むくみ・セルライト対策
ホーステール+レモングラス+ルイボス+ペパーミント+ダンディライオン+ローズヒップ

生活習慣病予防
ホーステール+ダンディライオン+バードック+マルベリー+フェンネル

ハーブの詳しい活用法についてはコチラ


《注意点》

セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。

参考文献
苑田みほ著/ハーブティーブレンドレシピ260

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