サイプレス:樹木系

サイプレス

ストーリー

サイプレスは神や死と密接な関係がある神聖な木として重宝され、葬式や墓に使われてきました。現代でも墓地によく植えられています。また、学名の「sempervirens」が意味する通り腐敗しにくく耐火性があるという性質があるため、建材としとも広く利用されています。

効果効能


サイプレスに含まれる成分のセドロースには高まった心拍や呼吸を抑制する作用があり、イライラや緊張など高ぶった感情を鎮め、心に落ち着きを取り戻してくれます。また、変化に対して不安になりがちな心を安定させてくれます。

鎮静、神経強壮、リラックス


去たんや抗炎症、せきを鎮める作用により風邪や喘息の症状緩和に役立ちます。また、体内の水分を調整してくれるため、老廃物の排出を助けます。ホルモン調整作用もあるので、月経にまつわる不調や更年期など女性特有の悩みにも効果的です。

去たん、鎮せき、抗炎症、抗感染、抗リウマチ、抗バクテリア、血行促進、利尿、リンパ鬱滞除去、ホルモン調整、防腐、消臭、鎮痙(平滑筋の痙攣をしずめて痛みを和らげる)


優れた収れん作用でお肌を引き締め、皮脂の分泌を抑えてくれます。ニキビや肌荒れにも効果的です。

収れん(肌を引き締める作用)、皮脂抑制、水分調整、止血

※高濃度で希釈すると皮膚刺激を感じることがあるので、敏感肌の方は注意してください。妊娠中は使用を控えましょう。

効果が期待できる症状

かぜ、インフルエンザ、せき、喘息、咽頭炎、発熱、下痢、むくみ、肌荒れ、更年期の諸症状、緊張、無気力、不安、ストレス、歯肉炎、鼻血、傷、セルライト、月経痛、花粉症ニキビ・吹き出物体臭、デオドラント

使用方法

芳香浴
空気中に散布しましょう。
※芳香浴の場合、厳密に何滴という決まりはありませんが、精油の量はお部屋の広さや密閉の度合い、空気の流れ、室温、湿度、使用する精油自体の香りの強さなどによって大きく変わってきます。それに、香りの強さの感じ方は個人差もありますし、その時の体調にも影響されます。基本的には6畳ほどの広さのお部屋で3〜6滴程度を目安にお使いください。また、香りが強過ぎると感じた場合は少なめに、弱いと思った場合は多めにと適宜加減しましょう。

塗布
キャリアオイルで適切な濃度に希釈してから使用してください。反射区やツボ、患部と気になる部分に塗ります。

アロマバス
全身浴〜半身浴1〜5滴
部分浴(足浴、手浴)1〜3滴
※乳化剤やキャリアオイルで希釈してからお湯に加えると肌あたりがやさしくなります。

美容
無香料の化粧水に加えて使うと脂性肌のケアに効果的です。
※50mlに対して精油5滴程度を目安に加えてください。

相性のいい精油

オレンジ・スイートカモミール・ジャーマンジュニパーベリーゼラニウムペパーミントラベンダーレモンローズマリー、グレープフルーツ、ベルガモット、サンダルウッド、フランキンセンス
※太字は特に相性のいい精油になります

ケース別おすすめの活用法

かぜ
かぜの症状緩和にティーツリーやユーカリなどとブレンドしてディフューザーで拡散しましょう。せきが酷い時は下記のトリートメントオイルを1日3回首やデコルテに塗布してみてください。また、アロマバスで全身浴するのも効果的です。
-ブレンドオイルの作り方-
(材料)
ホホバオイル30ml
サイプレス2滴
ティーツリー2滴
ユーカリ1滴
(作り方)
ホホバオイルに上記の精油を加えてよく混ぜ合わせます。
(注意事項)
作成したブレンドオイルは容器に入れて密閉し冷暗所で保存しましょう。容器に製作日を書いたラベルを貼っておき、1ヶ月程度を目安に使いきってください。

セルライト
キャリアオイルで希釈したトリートメントオイルを太ももやお尻など気になる部分に塗布して、もみほぐすようにマッサージしましょう。
-マッサージオイルの作り方-
(材料)
ひまし油(マカダミアナッツ油)50ml
サイプレス10滴
(作り方)
ひまし油にサイプレスを加えて混ぜ合わせたら完成です。
(注意事項)
作成したブレンドオイルは容器に入れて密閉し冷暗所で保存しましょう。容器に作成日を書いたラベルを貼っておき、1ヶ月を目安に使い切ってください。


《注意点》

セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。

参考文献
和田文緒著/アロマテラピーの教科書
朝日新聞出版/すべてがわかるアロマテラピー
苑田みほ著/ハーブブレンドレシピ
朝日新聞出版/すべてがわかるアロマテラピー

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