ジュニパーベリー:樹木系

ジュニパーベリー

ストーリー

ジュニパーベリーは人が最初に利用した植物とも言われ、魔除けや宗教儀式に使われてきました。チベットでは疫病を予防する薬草として、ギリシャやアラブでは消毒薬として役立てられていたようです。ドイツでは20日間ジュニパーベリーの実を食べて、冬の間蓄積された老廃物を排出する「春の浄化法」という習慣まであります。洋酒「ジン」の香りとしても有名です。

効果効能


ジュニパーベリーには心身を浄化する働きがあります。独特な木の香りが気持ちをリフレッシュさせてくれます。また、頭をスッキリさせてくれるので、集中力アップにも役立ちます。

刺激、神経強壮


体を温めて新陳代謝を促して体内の老廃物を排出そる作用があるため、むくみ予防や肥満、セルライトのケアにおすすめです。また、鎮痛作用もあるのでリウマチや関節痛などの痛みを和らげるのにも役立ちます。

解毒、健胃、食欲増進、浄血、発汗、利尿、鎮痛、抗感染、殺菌、鎮痙、分娩促進、通経


皮脂の分泌を抑制する作用や収れん作用、殺菌作用があるため、ニキビや肌荒れといった肌トラブルに効果的です。

皮脂分泌抑制、収れん(肌を引き締める作用)、消毒

高濃度で使用すると皮膚刺激があるため、敏感肌の方は注意しましょう。重い腎臓疾患のある人や妊娠中は使用を避けてください。場合によっては妊娠37週以後に使われることがありますが、その際は医師に相談の上ご使用ください。

効果が期待できる症状

冷え性むくみ、気管支炎、膀胱炎ダイエット、セルライト、痛風、膨満感、神経痛、坐骨神経痛、筋肉痛、リウマチ、二日酔い、肩こり、関節炎、疲労、月経不順、不安、ニキビ・吹き出物、集中力、リラックス

使用方法

芳香浴
空気中に散布しましょう。直接ビンから吸入するのも効果的です。
芳香浴の場合、厳密に何滴という決まりはありませんが、精油の量はお部屋の広さや密閉の度合い、空気の流れ、室温、湿度、使用する精油自体の香りの強さなどによって大きく変わってきます。それに、香りの強さの感じ方は個人差もありますし、その時の体調にも影響されます。基本的には6畳ほどの広さのお部屋で3〜6滴程度を目安にお使いください。また、香りが強過ぎると感じた場合は少なめに、弱いと思った場合は多めにと適宜加減しましょう。

塗布
キャリアオイルで適切な濃度に希釈してから使用してください。反射区やツボ、患部と気になる部分に塗ります。

アロマバス
全身浴〜半身浴1〜5滴
部分浴(足浴、手浴)1〜3滴
※ 乳化剤やキャリアオイルで希釈してからお湯に加えると肌あたりがやさしくなります。

美容
無香料の化粧水やクリームに加えて使いましょう。
※50mlに対して精油5滴程度を目安に加えてください。

相性のいい精油

グレープフルーツサイプレス、ゼラニウム、ペパーミント、ベルガモット、ユーカリ、ラベンダーローズマリー、クラリセージ
※太字は特に相性のいい精油になります

ケース別おすすめの活用法

痛風
ジュニパーベリーで痛みとうっ滞を取り除いてあげましょう。また、抗炎症作用のあるユーカリレモン(ユーカリ・シトリオドラ)と血の巡りをよくするヘリクリサムを加えると効果的です。1日3回患部をやさしくマッサージしましょう。痛みを鎮めて体をサポートしてくれます。
-マッサージオイルの作り方-
(材料)
・キャリアオイル(ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなど)30ml
・ジュニパーベリー4滴
・ヘリクリサム1滴
・ユーカリ・シトリオドラ1滴
(作り方)
キャリアオイルに各精油を加えて混ぜ合わせたら完成です。
(注意事項)
作成したマッサージオイルは容器に入れて密閉し冷暗所で保存しましょう。容器に作成日を書いたラベルを貼っておき、1ヶ月を目安に使い切ってください。

集中力UP
ディフューザーで散布したり、直接ビンから香りを吸入したりして利用しましょう。気持ちがすっきりして集中力を高めたい時に役立ちます。

ニキビ・吹き出物
アロマジェルをニキビや吹き出物が気になる部分に塗布しましょう。皮脂の分泌を抑制してくれるのでニキビの予防や改善に効果的です。
-アロマジェルの作り方-
(材料)
・アロエベラジェル20g
・ジュニパーベリー1滴
・ラベンダー2滴
・サイプレス1滴
(作り方)
アロマベラジェルに各精油を加え、よく混ぜ合わせたら完成です。
(注意事項)
作成したアロマジュルは密封して高温多湿を避け、冷暗所で保管した上で1週間程度を目安に使い切ってください。

筋肉痛や肩こり
ジュニパーベリーのアロマバスで体を温めて血液の循環を促しましょう。鎮痛作用もあるので痛みを和らげるのにも効果的です。
-バスソルトの作り方-
(材料)
・天然塩40g
・ホホバオイル5ml
・ジュニパーベリー2滴
・サイプレス2滴
(作り方)
1、清潔な容器にホホバオイルを入れ、各精油を加えてよく混ぜます。
2、1に天然塩を加えてよく混ぜ合わせます。
(注意事項)
上記は1回分になりますので、多めに作った場合は直射日光、高温多湿を避けて2週間以内に使い切りましょう。

むくみ
1日に2回、足首から太ももの付け根に向かってマッサージします。腕のむくみであれば、手指から手首、肘、わきの下へ向かってマッサージしましょう。また、両足裏をマッサージするのも効果的です。むくみには足浴もいいので、取り入れやすい方法でむくみを解消していきましょう。
-マッサージオイルの作り方-
(材料)
・スイートアーモンドオイル20ml
・ジュニパーベリー2滴
・サイプレス2滴
(作り方)
キャリアオイルに各精油を加えて混ぜ合わせたら完成です。
(注意事項)
作成したマッサージオイルは容器に入れて密閉し冷暗所で保存しましょう。容器に作成日を書いたラベルを貼っておき、1ヶ月を目安に使い切ってください。

-足浴-
(材料)
・ホホバオイル5ml
・ジュニパーベリー1滴
・ゼラニウム1滴
・サイプレス1滴
(使用方法)
1、あらかじめ、キャリアオイルに各精油を加えて混ぜ合わせおきます。
2、次に、大きめの洗面器に約40〜42度のお湯をくるぶしが浸る程度まで入れます。
3、先ほどのブレンドオイルを加えてよく混ぜ合わせたら、約10〜15分程度足浴をしましょう。
※途中でお湯が冷めてきたら差し湯をして、お湯の温度は一定に保ちましょう。
(注意事項)
上記は1回分になりますので、多めに作った場合は直射日光を避け、1ヶ月を目安に使い切りましょう。


《注意点》

セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。

参考文献
和田文緒著/アロマテラピーの教科書
朝日新聞出版/すべてがわかるアロマテラピー
苑田みほ著/ハーブブレンドレシピ
朝日新聞出版/すべてがわかるアロマテラピー


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