つらい鼻づまりにはコレ!副鼻腔炎や鼻炎にも!!アロマやハーブ使った方法もおすすめ!!

悩み別

Last Updated on 2024年4月7日 by SIZEN

SIZEN
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鼻づまりがつらくて眠れない…。そう、鼻づまりは睡眠障害を引き起こすこともありますし、集中力の低下から学業や仕事に影響することもあるやっかいなもの。放置していると合併症を引き起こすこともあるので注意が必要です!!ただ、鼻づまりって慢性化するとなかなか改善するのが難しいんですよね…。

そこで、この記事では鼻づまりでお悩みの方に効果的な解消法を紹介しています。即効性のある解消法から日常的なケアまでいろいろ紹介していますので参考にしてくださいね!!個人的には精油やハーブを使ったセルフケアがおすすめです!私が普段しているセルフケアも紹介していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね!

※本ページはプロモーションが含まれています。

鼻づまりはどうして起こる?

鼻づまりといえば誰もが経験したことのあるよくある症状でしょう!

普段は当たり前のように無意識にしている呼吸ですが、鼻づまりによる息苦しさは日常生活に支障をきたすほどつらいものです。

そもそも、鼻づまりってなぜ起こるのでしょうか?一般的には、鼻風邪やハウスダスト、ダニなどによるアレルギー、花粉症などが考えられます。

しかし、鼻づまりの原因はこれだけではありません。

鼻中隔と呼ばれる左右の鼻腔を隔てる軟骨が強く湾曲することで起こるものや、薬局で販売されている点鼻薬が原因となり鼻腔内の下鼻甲介と言われるヒダを覆う粘膜が腫れ上がることで鼻づまりが起こることがあります。

また、副鼻腔内に膿やポリープが溜まる副鼻腔炎もきつい鼻づまりの原因になるそうです。


一方で、疲労やストレス、緊張、冷えなど日常生活の中のありふれたことでも鼻づまりが起こることがあります。このように鼻づまりの原因は多様なのです。

まれに、鼻づまりの症状が腫瘍によって起こることもありますので、長く続くようでしたら放置せず耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。

効果的な鼻づまり解消法!!

一般的によく耳にする鼻づまりの解消法にはツボ押しや鼻カイロなどがありますよね⁈

一概にこれがいいとは言えませんが、すぐにでも解消したい時には試す価値があると思います。

例えば、軽い鼻づまりであれば鼻を温めることで解消することができます。

逆に、粘り気の強い鼻水で鼻づまりが慢性化しているような場合は、鼻を冷やして熱をとることが大切です。

それから、運動や脇の下を圧迫する方法も効果的!交感神経の働きを利用して鼻の通りをよくしていきます。


例えば、わきの下を圧迫する方法であれば、ペットボトルやボールを片方の脇の下に挟んで圧迫すると、体の反対側の交感神経の働きが活発なり鼻づまりが軽減するそうです。

また、鼻づまりでお悩みの方は粘膜が弱い傾向があるので、粘膜を健全に保つ効果のあるβ-カロテンを積極的に摂取してみるのもいいかもしれません。

ちなみに、β-カロテンはにんじんやほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれていますので、普段から意識して摂取してみてはいかがでしょうか!!

なお、基本的なことにはなりますが、ダニやホコリアレルギーなど原因になるものがはっきりしている場合、原因である物質を除去することも大切です。


ご自身の鼻づまりに合う方法で対処しながら、体質改善もあわせて行うことがつらい鼻づまりを改善する最善の方法だと言えるでしょう。

鼻づまりが起こすさまざまな弊害

よくある症状だからと鼻づまりを放置していると、他の症状までも引き起こしかねません。

鼻呼吸から口呼吸に移行することで体にまざまなトラブルが起こりやすくなるのです!!

例えば、疲れやすかったり、風邪を引きやすかったり、ぐっすり眠れなかったりと日常生活で現れるさまざまな不調が口呼吸によって生じることがあります。


また、扁桃炎やアレルギー(花粉症アトピー性皮膚炎)、関節リウマチ、心身症、めまい、低血圧、自律神経失調症など思わぬ疾患を招く恐れもあるのです

実は、以前私も鼻づまりから咳ぜんそくやめまいなどの症状が次々に現れたことがあります。

しかも、病院でその時々の不調に対する対処療法をしても一向に良くなる気配がないので大変な思いをしました。

そこで、私なりにいろいろと調べた結果、納得のいく内容が書かれた本に出会ったので紹介したいと思います。

それは医学博士である堀田修先生が書かれた「病気が治る鼻うがい健康法 体の不調は慢性上咽頭炎がつくる」という本です。

この本には、上咽頭部(喉ちんこの裏側で鼻の奥の部位)の炎症が慢性化して、前述のような症状が起こる可能性について書かれています。

まず、この上咽頭部の慢性的な炎症は慢性上咽頭炎と呼ばれます。

そして、慢性上咽頭炎は細菌やウイルス感染による風邪から始まることもあれば、ストレスや偏った食事、気候によって始まることもあるそうです。

例えば、風邪を引いたとします。その際、上咽頭部は炎症を起こします。通常であれば風邪による上咽頭部の炎症(急性上咽頭炎)はすぐによくなるそうです。

しかし、寝不足であったり、ストレスの多い生活を送っていたりすると、風邪はなかなかよくならず前述のような症状を引き起こす可能性が高まります。


これは、寝不足やストレスにより自律神経のバランスが乱れて免疫力が低下した結果、上咽頭部の炎症が悪化したことで起こるそうです。

というのも、上咽頭部は自律神経や内分泌系を司る視床下部に近いところに位置するため、影響を受けやすいのです。


つまり、上咽頭部の炎症が悪化すると、それにより自律神経のバランスホルモンバランスも乱れ、心身に不調が生じるというわけです。

さらに、免疫力が低下したことで悪化した上咽頭部の炎症は免疫システムの誤作動まで引き起こします。

上咽頭部で行われていた細菌やウイルスへの攻撃が全身で行われ、正常な細胞までも攻撃しだすのです。


ちなみに、上咽頭部は構造上常に外部からの刺激にさらされやすい環境下にあるため個人差はありますが、常に炎症が起こっている部位になります。

ただ、その炎症の程度が生理的なものか、病的なものかは治療してみないと判断が難しいようです。


ちなみに、慢性上咽頭炎の治療は塩化亜鉛治療と呼ばれ耳鼻咽喉科で行われます。しかし、現段階で治療を行っている病院は全国的にも少ないとのこと。

私の場合、この治療を行っている病院が近くにないのと治療初期にかなりの痛みを伴うというのが気になったので、本の中で紹介されている対処法プラス、精油を用いたセルフケアを行っています。

セルフケアを初めてかれこれ1年以上経ちますが、以前のように風邪をこじらせることはなくなりました。


アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状や肩こり、頭痛など慢性的な不定愁訴や難治性疾患でお悩みの方は一度こちらの本を読まれてはいかがでしょうか。

一応、私が普段行っているセルフケアについては以下で紹介していますので、気になる方は参考にしてくださいね。

生活習慣から見直したいあなたにおすすめの記事はコチラ!

セルフケアの方法

私の場合、風邪を引きやすく副鼻腔炎もあるため風邪予防と副鼻腔炎の悪化予防に朝晩の2回、鼻うがいをしています。

鼻うがいは塩と温水(36℃〜42℃くらい)、重曹などでされている方もいますが、私はハナクリーンEXとサーレMPを使用しています。

なお、風邪を引いて喉の痛みがある場合や花粉症などのアレルギー症状が出た場合など鼻や喉に違和感がある時は、ティーツリーやユーカリ・ラジアータ、ペーパーミントを1滴垂らして鼻うがいをしています。


そして、最後に馬油かひまし油を点鼻して終了です。ただ、鼻詰まりが酷い場合や喉の痛みが酷い場合は鼻うがいを行わないほうがいいかもしれません。

代わりに、点鼻を改善するまで行い、症状が緩和してから鼻うがいを再開させましょう。

もし、上記のような予防を行っていても喉の痛みや鼻症状が悪化するなどした場合はヒマシ油を基材として精油(ユーカリ・ラジアータやラベンダー、マートルなど)をブレンドしたパックがおすすめです。


寝る前に鼻や喉、胸、背中に塗り込みます。(※ひまし油はかなり粘性が強いため、ベトベト感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、朝にはしっとり馴染んでいます。)

さらに、貼るタイプのホッカイロで胸と喉を温めます。もちろん、ホッカイロは服の上から貼りますが、喉の部分はタオルに巻いたり、ネックウォーマーを使ったりして温めます。

私の場合はこのパックを2、3日行ったらどんなにつらい症状でも治りますが、個人差もありますので試される方は症状が治るまでしてみてください。


私の経験上、上咽頭炎がある場合、風邪はなかなか治らず繰り返しますし、肩や首の凝り、胃の不調などさまざまな症状が起こりやすくなります。

悪化してからではなく、普段から自分の体調を気遣いケアしていくことで病院にかからないように心がけることが大切なことだと思いますよ。

ハナクリーンEX と サーレMP を常備しておくと安心です!!

鼻づまりに効果的な精油

鼻づまりを精油で改善したい場合、うっ帯除去、粘液(鼻水や痰)溶解、抗カタル(粘膜に炎症が起こり鼻水などの粘液が過剰に分泌されている状態にあること)、抗炎症作用のある精油を選ぶとよいでしょう。

なかでも、おすすめなのがペパーミントやティーツリー、ユーカリ・ラジアータ、ユーカリ・グロブルスです。


例えば、キャリアオイルやジェルなどの基材に精油を混ぜて鼻や喉、胸、背中に塗布してもいいですし、アロマバスで体を温めながら蒸気を吸入することで質のよい睡眠を促し、自然治癒力を高めるのも効果的です。

この他にも、熱めのお湯を注いだ洗面器やマグカップに精油を1〜3滴垂らし、立ち上がる蒸気を吸入する方法やアロマポットなどで芳香浴する方法もあります。

また、前にも触れましたが、鼻づまりは風邪やアレルギーだけでなくストレスなど自律神経のバランスが乱れることでも起こります。

この場合は心身をリラックスさせられるように心地よいと感じる精油をプラスしてみるのもおすすめです。


《おすすめの精油》
ティーツリーユーカリ・ラジアータラベンサラローズマリーペパーミント、ベルベノン 、パインオレンジスイートジンジャーユーカリ・グロブルスラベンダーなど

※お子様に使用する場合、ユーカリ・グロブルスなどの刺激が強い精油は避けた方がよいでしょう。ティーツリーやユーカリ・ラジアータ、ラベンサラ、ラベンダー、マートル、ローズウッドなどの作用が優しくて刺激の少ないものを選んで希釈濃度に注意しながら使用するようにしましょう。

鼻づまりにおすすめのハーブ

ハーブで鼻づまりを緩和させる際は、抗菌、殺菌、抗ウイルス、抗炎症、消炎、抗アレルギー、免疫賦活などの作用があるものを選ぶとよいでしょう。

また、鼻づまりは自律神経のバランスが乱れることでも起こることがあります。

リンデンフラワーやバレリアン、レモングラス、ジャーマン・カモミール、セントジョワーズワート、ペパーミント、パッションフラワーなどのハーブで自律神経を整えるケアも併せて行うと鼻づまりを根本から改善する効果も得られるかもしれません。


使用方法としては、ハーブティーやハーバルスチーム(洗面器にハーブと精油を入れて、熱いお湯を注ぎ、立ち上がる湯気を吸入する)がおすすめです。

《おすすめのハーブ》
エルダーフラワージャーマンカモミールアイブライトレッドクローバーエキナセアタイムユーカリペパーミント、スペアミントセージカレンデュラマロウブルーリンデンフラワーコーンフラワー、オレガノ、ヒソップ、マレインなど

※パッションフラワーやセントジョワーズワートは一部の薬剤との併用で薬の効果を阻害する恐れがあります。現在薬を服用されている方でこれらのハーブを利用してみたいという方は一度、かかりつけ医や薬剤師さんに相談してからお使いになることをおすすめします。

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まとめ

鼻づまりは日常生活でよくある症状ですが、慢性化するとさまざまな不調を招いたり、思わぬ病気が発症したりするんですね…。症状が2週間以上続くなら病院を受診するのが一番ですが、少しでも早く解消したいのであれば鼻うがいなどのセルフケアもおすすめですよ!!

病院の治療と平行して行うのもいいと思いますし、鼻づまりがなかなか改善しない方にも試してみて欲しいと思います。いずれにしても、鼻づまりは健康を大きく損なう恐れのある症状です。早めに解消して心身の健康を守りましょう!!

参考文献
http://www.kracie.co.jp/ph/k-therapy/product/symptom/nose/hanazumari.html
https://www.allergy-i.jp/hanadumari/selfcare/index.html
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20190502-OYT8T50045/
http://nagasaki-seitai.com/case12
https://www.anmin-do.jp/column/entry/post-35/
https://president.jp/articles/-/24607
http://www.miyake-jibika.com/epipharyngeal-abrasive-therapy/
https://www.ginza-clinic.com/rhinitis/bihei.html
和田文緒著/アロマテラピーの教科書
朝日新聞出版/すべてがわかるアロマテラピー
ナチュラルハーモニー&サイエンス/エッセンシャルオイル家庭医学事典
苑田みほ著/ハーブティーブレンドレシピ260
堀田修著/病気が治る 鼻うがい健康法


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