Last Updated on 2024年3月6日 by SIZEN
最近、シミとかたるみが気になるのよね…。40代になると肌悩みが増えるのもしょうがない…⁈とか思っていませんか?確かに、40代はさまざまな要因によりエイジングサインが現れやすい年代ではありますが、しっかり対策してお手入れを頑張れば若々しく美しい肌を維持することはできるんですよ!!
実は、私は長年美容関係のお仕事に携わっていたので、年齢を重ねても若々しく美しい肌をキープされている方をたくさん見てきました。この記事では40代から求められるお手入れや簡単で続けやすいお肌活性法など効果的なエイジングケアについてご紹介しています!!
10年後の肌が怖くなるのも楽しみになるのも今次第!!今からでもしっかり対策して「変わらないねぇ~!!」って言ってもらえるような肌を育みましょう!!
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40代は2度目の曲がり角⁈
40代はお肌が激変する時期!2度目の曲がり角と言われるほど肌悩みが増えてくる年代です。
例えば、急にシミが増えたり、しわやたるみが気になり出したりと肌の変化に戸惑いを感じている人は少なくないハズ…。
これは女性ホルモンの一種であるエストロゲンの減少や保湿因子の減少、光老化、血管年齢の老化、長年蓄積された紫外線ダメージなどさまざまな要因によるもの…。
外部からのダメージによるものだけでなく、身体に備わった回復力が低下することにより肌悩みが一気に噴き出します。
そこで求められるのがプラスαのケア。外部の刺激に対する防御力をサポートしながら、肌悩みに合わせたアプローチをすることが大切です。
基本的なことではありますが、紫外線からしっかり肌をガードすること!湿成成分が多く含まれた基礎化粧品で防御力を育むことが必要不可欠!
そして、シミやシワなどのトラブルには悩みに適した美容成分が配合されたものでアプローチしていきましょう!
ちなみに、40代は見た目年齢に大きく差がでる年代です。
年齢を重ねても若々しく美しい肌を維持したいのであれば、一手間プラスして肌を活性化させ、弾むような肌へと導いてあげましょう。
お肌の大敵紫外線についてはコチラ!!
内側からエイジングケアをしたいあなたにおすすめの記事はコチラ!!
自分に適したエイジングケアは肌タイプで決まる⁇
まず、自分に適したエイジングケアを選ぶ上で大切なのが肌タイプになります。肌タイプというのは普通肌、脂性肌、乾燥肌、混合肌、敏感肌のこと!
若々しい肌を実現するためには自分の肌タイプに合ったスキンケアを選ぶことが大切です!
ところが、肌タイプはあいまいなもの…。自分では脂性肌と思っていても、実は乾燥から皮脂分泌が過剰になっているケースもあります。
しかも、春夏は脂性肌っぽいけど、秋冬は乾燥肌寄りになるなど…、肌タイプは生活環境や年齢、季節、生理周期などによっても変わるもの!
自分の肌タイプをきちんと理解している人は意外と少ないのです。
実際、ある企業の調査でも、自分で認識している肌タイプと実際の肌状態とが異なるケースが多いことが分かっています。
実は、肌タイプはその時々の状態を見極めることが大事!!間違ったスキンケアが肌の老化を早めることもあるので注意が必要です。
例えば、乾燥肌は肌のバリア機能が低下しやすいので、紫外線など外部刺激からしっかり防御するケアと保湿効果の高いスキンケアでバリア機能をサポートするケアの両方が必須!
対して、脂性肌の場合は過剰な皮脂をコントロールすることが重要になります!!
いずれにせよ、まずは自分の肌タイプを知ることが大事!肌タイプチェックは化粧品売り場でもできますし、アプリやネットでもチェック可能です。
効果的なエイジングケアを取り入れるためにも、まずは自分の正確な肌タイプをチェックすることから始めてみましょう!!
肌タイプ別エイジングケア!!
- 普通肌
普通肌の方は特別肌トラブルが見当たらないとは思いますが、30代に突入したらエイジングケアも意識していきましょう。
年齢の出やすい目元や口元のケアから始めてもいいですし、30代から水分量が減ることを考えて保湿効果の高いスキンケアに変えるのもおすすめです。 - 乾燥肌
乾燥肌は皮脂も水分も不足している状態のため紫外線など外部からの刺激に弱くなっています。
まずは、セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸など保湿力の高い成分が配合された化粧品で肌のバリア機能をサポートしてあげましょう。
それに、乾燥肌の方は早めのエイジング対策が必須!エイジングにともなう肌悩みにアプローチするケアも忘れてはいけません。
ただ、乾燥肌の方はバリア機能の低下から肌が敏感になることもしばしば…。スキンケア選びは慎重に行いましょう!
新しいアイテムや化粧品を変える際は、一気に変えるのではなく、サンプル品やトライアル品などで試してから変えていった方がいいですよ。 - 脂性肌
脂性肌の方は皮脂の分泌量が多いため毛穴が大きく開いている傾向があります。ただ、皮脂量が多いからといって肌が潤っているとは限りません。
脂性肌の方でも保湿のケアは必要不可欠。角質層を潤いで満たすケアを行いながら、皮脂を抑えるケアも同時に行いましょう。特に、過剰な皮脂は肌の老化を早めてしまいます。
皮脂をコントロールするだけでなくナイアシンやアスタキサンチンといった抗酸化作用のある成分が配合された化粧品で肌の酸化を防ぐことも大切です!エイジングケアもプラスして若々しい肌を維持していきましょう。
- 混合肌
実は、日本人の7割は混合肌。見た目が脂性肌に似ていることから脂性肌と勘違いされている方が少なくありません。
基本的に、 混合肌タイプはきめ細やかなお手入れが大事!まずは、肌全体を潤すことから始めてみましょう!
コラーゲンやヒアルロン酸といった水溶性保湿成分やセラミドやスクアランなどの油溶性保湿成分を上手く取り入れて、肌を内側から潤いで満たしてあげるといいですよ!
Tゾーンに関しても、過剰に皮脂を抑えようとはせず保湿を心がけてみてください。
ちなみに、肝心のエイジングケアについては30代から刺激の少ないアイテムを取り入れていくのがおすすめ!
基本のケアでバリア機能が高まってターンオーバーも正常化すれば、エイジングケアの効果も実感しやすくなりますよ。 - 敏感肌
外部からの刺激に弱い敏感肌の方は早めのエイジングケアが大事!ただ、他の肌タイプに比べると刺激に弱いため、肌状態に合わせたスキンケアを選ぶことも重要です。
化粧品を選ぶ際は、ビタミンC誘導体やナイアシンなど低刺激のものを選ぶこと。ご自分の肌に合わない成分の含まれている化粧品を避けること。
試供品やトライアルから試すなどして肌への刺激は避けつつ、より効果的なエイジングケアを行う必要があります。
一応、敏感肌向けとアピールしている商品については安全性が確認されているため比較的安心です。シワやシミなど特定の悩みに対しても敏感肌向けの物を選ぶといいですよ。
簡単1分マッサージで肌を活性しよう!!
くすみやむくみ、たるみなどのエイジングケアに効果的なフェイシャルマッサージ。
なぜマッサージがエイジングケアに最適なのか?それはマッサージがお肌の代謝を上げて真皮層の線維芽細胞を活性化するのに効果的だから!
シワやたるみ、くすみ、むくみといった肌トラブルが解消されやすくなります!
しかも、マッサージをすることで肌の状態がよくなると、スキンケア効果もアップするというメリットも!!
日々のスキンケアに取り入れることによる効果は肌の変化が楽しみになるほどです。
ただ、フェイスマッサージは正しい方法で行わなければ逆効果になることがあります。
そこで、ここからは簡単で続けやすいマッサージ法と、マッサージする際の注意点などを分かりやすく紹介していきたいと思います。
まず、マッサージする際は摩擦を避けるため潤滑剤となるマッサージ専用のクリームやオイルを使って行うことが大切です。手元にマッサージ専用のものがない場合は手持ちの乳液や美容液でも大丈夫ですが、普段使う量よりもたっぷり使って行う必要があります。
クリームであればさくらんぼ1個分を、オイルの場合は手のひらにくぼみを作り、100円玉程度の量が目安になります。中には、クレンジング剤を代用にする方がいますが、肌トラブルを招くだけでなく老化も早めることにも繋がりかねないので禁物です。
次に、マッサージする際はゆっくりとしたテンポで行うことが大切です。脈拍に合わせる感じでゆっくりマッサージしましょう。なお、マッサージはできれば毎日行うのがベストですが、肌荒れなど肌トラブルがある場合はお休みしてください。最後に、目元は皮膚が薄いためとてもデリケートです。マッサージする際は心地よいと感じる力加減で行いましょう!
効果的なマッサージ方法!
1.額のシワを伸ばすマッサージです。額の中央からら旋を描くようにこめかみまで両手で3回程度クルクルマッサージします。マッサージする際は人差し指、中指、薬指の腹をピタッと密着させて行います。皮膚が動かない程度の圧で撫でるように優しくマッサージしましょう。ちなみに、額のシワは表情のクセによっても刻まれます。眉間にシワを寄せたり目を細めたりしないように普段から心がけることも大切です!
2.鼻すじのマッサージは目頭辺りから始めます。中指と薬指の腹を使ってマッサージしましょう!ちょうど目頭の少し下部分に下清明(かせいめい)と呼ばれるツボがありますので、3秒位ゆっくり押してから鼻筋をすり下ろしたらより効果的です。これを3回程度行ったら、小鼻周りは中指の腹でクルクルマッサージしてくださいね。むくみが軽減されて目元や鼻筋がスラっとします!
3.くすみが起こりやすい口元のマッサージはより慎重に行うことが大切です。中指と薬指の腹を使って優しく引き上げるように3回程度マッサージしましょう!
4.たるみや筋肉の衰えなどによってできるほうれい線やマリオネットライン。このようなたるみは頬を引き上げるように3段階に分けて3回マッサージしていきます。この際、人差し指から小指までの腹を広く使い、こめかみに向かって引き上げていきましょう!
5.目元のマッサージはデリケートな部分になりますので、特に力加減に注意して行ってください。眉頭の下にあるくぼみをプッシュしてから目周りを優しくマッサージし、最後にこめかみをプッシュ!これを3回繰り返します!
最後に、耳のつけ根と顎の骨の間にある翳風(えいふう)と呼ばれるツボを呼吸に合わせて押してくださいね。(息を吐きながらゆっくり押して、息を吸いながら戻す過程を数回繰り返す)マッサージ効果がアップしますよ!
※オイルを使ってマッサージする際は精油をブレンドして行うのも効果的です。おすすめのキャリアオイルはアプリコット・カーネルオイルやピーチカーネルオイル、ホホバオイルなど。希釈濃度は1%以下になるようにマッサージオイルを作ってくださいね。特に、敏感肌の方は0.5%から始めた方が安心です。様子を見ながら徐々に1%まで濃度を上げてください。
《おすすめの精油》ゼラニウム、ローズウッド、ネロリ、ローズ・オットー、フランキンセンス、サンダルウッドなど
エイジングケアに最適な精油
エイジングケアにはホルモン調整や肌の新陳代謝を高める作用のある精油が効果的。また、水分保持をサポートする精油での保湿ケアもおすすめです。
キャリアオイルで希釈したもので気になる部位に塗布したりしてシワやたるみ、シミの改善にお役立てくださいね。
《肌を活性するのに役立つ精油》
ラベンダー、フェンネル、ゼラニウム、フランキンセンス、ローズ、ローズマリー、クラリセージ、ミルラ、サイプレス、ヘリクリサム、レモン、サンダルウッド、オレンジスイート、タイム、イランイラン、グリーンマンダリン、コパイバ、ジャスミン、スパイクナード、セロリシード、ターメリック、ネロリ、ハワイアンサンダルウッド、ユズ、キャロットシード、パルマローザなど
《目元の小じわに効果的な精油》
ラベンダー、ゼラニウム、フランキンセンス、ヘリクリサム、レモン、オレンジスイート、サンダルウッドなど
※基材は乾燥度合いや季節で変えてみてください。例えば、乾燥する秋冬は芳香蒸留水の分量を減らしてグリセリンやホホバオイルの分量を少し増やすとしっとりした使用感になります。無水エタノールを使いたくない場合は保存性を考慮して精製水ではなく芳香蒸留水をベースにして作りましょう!また、大人のお顔のトリートメントには基材の約0.1%〜1%の精油をブレンドします。ハーブでエイジングケアを行うのであれば、ホルモン調整や保湿、収れん、抗酸化作用のあるものがおすすめ。濃い目に抽出したハーブティーや浸出油、チンキ、フェイシャルスチームでトリートメントしたり、ハーブティーやチンキ、サプリメントで内側からケアしたりするのも効果的。内側と外側の両方から総合的に肌をケアすることができます。
お肌のハリツヤUPローション♡
・材料
ネロリ2滴
フランキンセンス1滴
マンダリン2滴
パルマローザ1滴
無水エタノール10ml
ローズ水orアロエ水80ml(精製水80mlでも可)
グリセリンorホホバオイル10ml
容器
マドラー
ビーカ-
・作り方
①ビーカ-に無水エタノールとグリセリン(ホホバオイル)を入れてよく混ぜ合わせます
②①を容器に移して精油を混ぜます
③②に芳香蒸留水(精製水)を加えてふたをし、よく振って全体をなじませます
※使う前にはよく振ってくださいね!!それから、冷暗所で保管し、2~3週間を目安に使い切るようにしてください!!
エイジングケアに最適なハーブ
ハーブでエイジングケアを行うのであれば、ホルモン調整や保湿、収れん、抗酸化作用のあるものがおすすめ。
濃い目に抽出したハーブティーや浸出油、チンキ、フェイシャルスチームでトリートメントしたり、ハーブティーやチンキ、サプリメントで内側からケアしたりするのも効果的。内側と外側の両方から総合的に肌をケアすることができます。
《おすすめのハーブ》
ローズマリー、フェンネル、リンデンフラワー、ローズ、マシュマロウ、エルダーフラワー、ウィッチヘーゼル、ジャーマンカモミール、ヒース、ラベンダー、ローズヒップ、レモン、ネトル、レモンバームなど
まとめ
いつまでも若々しくありたいって思うのは当たり前の感情!でも、そのためには日々の積み重ねが大切です!!私の周りにも若くて美しい肌を維持している方がいますが、みなさんそれ相応のケアをされています。
40代はからは外部刺激に対する防御力だけでなく、足りなくなった回復力を補うケアも必要!!自分の肌タイプにあったエイジングケアで肌を育んでいきましょう!!
《注意点》
セルフケアを行うに当たっては注意すべきポイントがいくつかあります。精油やハーブは心身の健康を図るのに効果的ではありますが、医療品ではありません。改善を望む症状が急性であれ慢性的であれ、まずは医者や専門家に相談することが大切です。精油やハーブによっては妊婦さんや特定の疾患、心身に不調がある場合、使用を控える必要があるものもあります。使用する際は禁忌事項をしっかり理解した上で、製品の取り扱い方法や注意点などを確認し、正しい使用法で利用するように心がけましょう。また、ご紹介する精油やハーブ、レシピは必ずしも全ての方に当てはまるものではありませんので、ご理解の上、健康維持にお役立て下さい。
参考文献
和田文緒著/アロマテラピーの教科書
朝日新聞出版/すべてがわかるアロマテラピー
ナチュラルハーモニー&サイエンス/エッセンシャルオイル家庭医学事典
苑田みほ著/ハーブティーブレンドレシピ260
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